隠れ肥満は筋トレで改善!効果的に脂肪を落とす筋トレの方法とは?

隠れ肥満ダイエット運動

体重は標準だし、見た目も太っていない。でもなぜか体脂肪が多い。
こんな状態を「隠れ肥満」と言います。

隠れ肥満は一般的に、
体重は標準体重(BMI18.5以上25未満)なのに、体脂肪率の値が「男性:25%以上・女性:30%以上」である状態をさします。

また、虎ノ門病院と獨協医大の研究チームが考案した指標では「隠れ肥満度=ウエスト÷身長」が「0.5以上」の場合に隠れ肥満と呼びます。

一般的に標準とされる体脂肪率は、男性で10〜19%、女性で20〜29%ということですが、正直私は「40代後半のおっさんで、体脂肪率が10%の人なんて、いるのかよ?ケッ!」と毒を吐きたくなります(笑)

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隠れ肥満は、内臓脂肪型が多い!?

内臓脂肪

隠れ肥満は、内臓脂肪型肥満が多いと言われています。
内臓脂肪型肥満は、内臓にたっぷり脂肪がついた状態なので、糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病のリスクが高くなります。

皮下脂肪だと、お腹の皮下組織につくので、外から見ても太っていることが分かりやすいのですが、内臓脂肪の場合は、見た目太っていなくても、内臓にたっぷり脂肪がついていることが多いのです。

参考 内臓脂肪が増える3つの原因

隠れ肥満を改善する、理想の筋トレ方法は?

隠れ肥満の原因は、内臓脂肪だということが分かりましたが、ここで朗報!
実は内臓脂肪は、皮下脂肪よりも燃焼しやすく、落としやすいという特徴があるのです。

さて、その隠れ肥満(内臓脂肪型肥満)を改善するための筋トレですが、一番のオススメは「スクワット運動」です。

スクワット

そもそも内臓脂肪がつく原因の一つは、基礎代謝の低下にあります。
基礎代謝は年齢とともに下がっていくのですが、基礎代謝が落ちると、今までと食事量やカロリー摂取量が変わらなかったとしても、エネルギーとして消費されずに、脂肪として蓄えられてしまうのです。

その基礎代謝を上げるのに効果的な筋トレが、スクワット運動です。
人間の体の中で、一番筋肉量が多いのが、「足」です。
その脚を鍛え、筋肉量を増やすことで効果的に基礎代謝を上げることができます。

スクワットの正しいやり方については、こちらをご覧ください。

関連 基礎代謝を上げる筋トレは、スクワットが効果的

内臓脂肪を減らす運動の順序は?

さて、スクワットが効果的な筋トレだと説明してきましたが、隠れ肥満を解消するためには内臓脂肪を減らす必要があります。

スクワットで基礎代謝を上げて脂肪を燃やしやすくするのはもちろんですが、内臓脂肪を減らすためには「有酸素運動」も有効な方法です。

ジョギングやウォーキングですね。
皮下脂肪はジョギングなどでもなかなか落としにくいのですが、内臓脂肪の場合は比較的早く落とすことができます。

まずは20分〜30分ウォーキングやジョギングをし、その後自宅に帰って5分〜10分程度スクワット運動をするという順序が、効率よく内臓脂肪を減らすことができます。

年齢のせいで、なかなか内臓脂肪が落ちない!

ただ、歳をとればとるほど、体脂肪は落ちにくくなります。
有酸素運動や筋トレで、脂肪を燃焼しようとしても、若い頃のようにすぐに効果が出るというのは、難しくなってきます。

なかなか目に見える効果が出にくいので、モチベーションが続かなくなり

「歳なんだし、少し太っているくらいは当たり前!」
「太った方が、貫禄が出る」

などと、言い訳ばかりになってしまうのです。

だから、歳をとってから効率的に体脂肪を落としたい場合は、サプリや薬の力を借りながら、有酸素運動、筋トレを組み合わせてみてはどうでしょうか?

例えば、防風通聖散という漢方薬は、脂肪を燃焼させる漢方薬として人気があります。
ただのサプリではなく、効能効果が認められた薬だし、成分は漢方なので変な副作用もないのが安心です。
(ただし、便通が良すぎる人や、下痢気味の人にはおすすめできません)

参考 脂肪を落とす薬「防風通聖散」は、本当に効くの?

「漢方薬はちょっと・・・」という人は、内臓脂肪を減らすお茶を飲むという方法があります。
実はお茶に含まれるカテキンには、内臓脂肪を減らしてくれる効果があるのです

参考 内臓脂肪を減らすお茶。たった3ヶ月で内臓脂肪が激減したお茶の秘密に迫る!

これらの漢方薬やお茶の力も借りながら、筋トレを頑張ることで体脂肪を落として、隠れ肥満とオサラバしましょう!