中高年の肌が乾燥しやすいのはなぜ?肌のかゆみ対策について

肌のかゆみ肌の悩み

40歳を超えると肌に潤いがなくなってきているのを実感しませんか?
これは男女問わずですが、年齢を重ねるごとに肌は潤いをなくしていきます。

だから中高年向けの女性化粧品は、肌の潤いをキープするものが多いんですね。
ではなぜ、中高年になると肌の潤いがなくなって、乾燥するのか?
その疑問について調べましたので、ご紹介します。

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中高年の肌が乾燥する理由とは?

中高年の肌に潤いがなくなり、乾燥しがちになる理由。
それはズバリ、肌のバリア機能が低下しているせいです。

人間は、年をとると皮脂や肌の保湿成分であるコラーゲン、セラミドなどが減少し、肌のバリア機能がなくなるのです。
その結果、水分が必要以上になくなってしまい、カサカサの肌になってしまうというわけです。

私などは、スーパーで買い物をするときに、スーパーの袋を指先で開けることができません。
絶対できないです(なぜ自信満々 笑)
スーパーの買い物入れのスペースにある濡れタオルで指を湿らし、かろうじて袋を開けることができるというくらいに、指先は水分がなくなってカサカサです。

年をとったな〜っと思うのですが、これは誰でも起こる現象なので仕方ないですね。
というわけで、コラーゲンやセラミドといった保湿成分が少なくなることで、肌が乾燥するのです。

肌が乾燥すると、痒くて仕方がない。

特に冬に感じるのですが、身体中が痒くて仕方がないです。
これも乾燥と関係していて、肌のバリア機能が低下すると「ドライスキン」という状態になってしまい、肌の表面から水分や油分が失われて、外からの刺激に対して無防備な状態になってしまいます。

そのせいで、ちょっとした刺激に対しても敏感に反応してしまい、かゆみを感じるというわけです。

肌のかゆみ対策はどうすれば良い?

肌のかゆみ対策は、乾燥から肌を守って水分と油分をしっかりキープするしかありません。
かゆいからといって、ボリボリ掻いていると余計にかゆみを感じる神経を刺激してしまうし、肌も炎症を起こして赤くなり、余計に痒くなるという悪循環を繰り返すだけです。

実は肌が乾燥する原因の一つとして、「お風呂の入り方」があります。お風呂の入り方や体の洗い方を間違うと、肌の乾燥がひどくなってしまうので、要注意です。

肌が乾燥しにくいお風呂の入り方は、以下の通りです。

熱いお湯を避けて、ぬるめのお湯に浸かる

熱いお湯は、皮脂やハサの角質層の細胞をつなぐ働きをしているセラミドを流してしまいます。熱いお湯は、肌のバリア機能を低下させますので、冬でも40度までのぬるめのお湯に浸かるようにしましょう。

体を強くこすらない

ナイロン製の布で体をゴシゴシこするのは気持ちの良いものですが、角質を傷つけたり角質自体をとって皮膚がボロボロになることも。
そのせいで肌が刺激に対して敏感になり、かゆみを生じます。

オススメは手のひらにボディソープをつけてしっかり泡立て、優しく手で洗うことです。
こするのではなく、泡で包み込むように汚れを落とすイメージです。

石鹸で洗うとさっぱりしますが、肌へ刺激を与えることになるので、かゆみが気になる人はしばらくの間、石鹸を避けてお湯だけで体を洗うようにしましょう。

お湯だけでも汚れは洗い流せますよ。

お風呂上がりは保湿クリームを

お風呂上がりは乾燥を防ぐために保湿クリームを塗るようにしましょう。
男女問わず、保湿クリームを塗ることでお風呂上がりの肌の乾燥を防ぐことができます。

中高年になると、肌が乾燥しやすくなるのは仕方がないことです。
かゆみで悩んでいる人も多いでしょうが、肌の乾燥対策をしっかりすることで、少しでも肌の乾燥を防ぐことができます。