サッカー選手の筋肉は、ある共通点があった

大腰筋スポーツの話題

私はサッカーが大好きで、毎日必ずサッカー関連のニュースをチェックしたり、試合を見ています。
サッカー選手は、ユニフォームを着ていると細身に見えるんですが、実は脱いだらスゴイ!

有名なサッカー選手の筋肉を見て行きましょう。

まずはパリ・サンジェルマン(元バルセロナ)のネイマール(ブラジル代表)
ネイマール

ネイマールって、細いように見えて筋肉スゴイです。腕は細めですが、体幹がしっかりしてそうです。

関連ページ ネイマールが移籍を決めた理由は?パリ・サンジェルマンに行く本当の理由とは?

次に我が日本代表、元ミラン(現パチューカ)の本田圭佑
本田圭佑

長友(インテル・ミラノ)と香川真司(ドルトムント)
長友と香川

皆さん、たくましい筋肉です。
で、たくましい筋肉の極めつけはこの人かと。

たぶん現状で世界一のプレイヤー、イケメン! クリスティアーノロナウド(レアル・マドリード)
クリスティアーノロナウド

もはや、サッカー選手の範疇を超えています。格闘家の筋肉と言っても良いかと。サッカー選手は、腕が細い選手が多いのですが、ロナウドの場合は腕もすごい。サッカー選手としては別格の筋肉をしています。

さて別格といえば、この人もすごい。日本でもお馴染みのフッキ(ブラジル)です。

フッキ

もはや、サッカー選手ではありません(笑)。格闘家です、格闘家。こんな人に喧嘩売られたら、完全に涙目です。

さて、実はすごい筋肉美を誇っているサッカー選手ですが、ある共通点があるのに、お気づきでしょうか?

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一流サッカー選手に共通の筋肉の特徴とは?

今までサッカー選手の筋肉美を見てきましたが、ある共通点があります。

それは「大腰筋が発達している」ということです。

大腰筋とは、この赤丸で囲っている部分↓

大腰筋

上の写真をすべてもう一度見てください。皆さん、例外なく大腰筋が発達しています。

大腰筋(だいようきん)とは、上半身と下半身を繋ぐ唯一の筋肉であり、内臓よりも深部にあるインナーマッスルの一つのことを言います。大腰筋が発達すると、下腹部の足の付根部分の筋肉が盛り上がります。インナーマッスルなので、単純な筋トレではなかなか付きにくい筋肉で、体幹トレーニングをしっかりすることで発達する筋肉です。

大腰筋をしっかり鍛えると、腰を中心に足を動かすことが出来ます。逆に、大腰筋が発達していないと骨盤の底を支点に足が動くことになります。この違いは実は大きく、大腰筋が発達しているほど、走る速度が速くなり、歩幅も広くなります。

大腰筋が発達しているスポーツ選手は、サッカー選手の他にも短距離走の選手に多いです。
特に、黒人の短距離走者は、大腰筋が発達しています。ウサイン・ボルトの速さは、大腰筋にも関係あるかも知れませんね。

なぜ、サッカー選手は大腰筋が発達しているの?

大腰筋はインナーマッスルなので、鍛えるのがなかなか難しい筋肉ですが、一流のサッカー選手はなぜ大腰筋が発達しているんでしょうか?

それは、シュートなどボールを蹴る運動に秘密がありそうです。
シュートを打つ時には、足を股関節から大きく後ろに引きます。この時大腰筋はグンと伸ばされています。
そして、足を振りぬきシュートを打つ。この時は大腰筋が急激に縮みます。この激しい伸縮運動の繰り返しが、大腰筋を鍛えているのだと思います。
シュート

また、サッカー選手は単純に前に走るのではなく、斜め、横と、あらゆる方向に急激に進路を変える必要があります。
この動きは、足の筋肉だけで出来るわけでなく、体幹がしっかりし(軸がぶれない)、腰を中心に急激な進路変更を行う動きです。このハードな動きを支えるのが、大腰筋というわけです。

スポーツ選手は、スポーツの種類によって付く筋肉の質が違ってきます。サッカー選手の場合、ついつい下半身(太ももやふくらはぎ)に眼が行きがちですが、大腰筋が優れたサッカー選手かどうかの判断基準の一つとなると思います。

ちなみに、元マンチェスター・ユナイテッド(現エヴァートン)のルーニーはこんな感じ↓
ルーニー

大腰筋?う~む、目立ちませんね(笑)。きっと写真の角度が悪いんでしょう。実際に見たらスゴイと思います。腹横筋はインナーマッスルなので、目立ちにくいというのもあるんでしょう。

ちなみに、私が大好きなインザーギ。細身で男前でダンディーで、ミラン伝説のゴールハンター。元ACミラン監督。
とにかく格好いい!
インザーギ

すごく細く見えるんですが、やはり大腰筋は発達しています。
インザーギ大腰筋