小太りは本当に長生きするんだろうか

小太りイメージ 内臓脂肪の基礎知識

最近の研究で「ちょっと太っている方が長生きする」という説があります。

日本では肥満と言わるBMI値で25前後の人が一番長生きするという説です。

そうなってくると、一所懸命ダイエットにいそしむのが、バカらしくなってくるのですが、本当にそうなんでしょうか?
もし本当なら、ダイエットをして痩せると、早死するということになってしまいます。

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小太りは、やはり病気のリスクが高まるらしい

慶応義塾大学の坪田教授の本では、スエーデンの研究で小太りの男性の場合、死亡率や心血管系のトラブル発生率が、体重とともに増えていくという結果が出ているそうです。

小太りと標準体型の人では、最初の10年は死亡率に差が出ていませんが、10年を超えると差が出てくるということで、小太り=長生きの図式は当てはまらなくなります。

「小太りは長生きする」は、年齢と関係がありそうだ

さて、小太りは長生きするのか、そうでないのか?
これは、年齢と大きな関係がありそうです。

つまり、40歳〜50歳くらいでは、BMI値が高いほうが高血圧、糖尿病、メタボなどのリスクが高くなります。
この年齢だと、太るよりも標準体型を目指して、適度なダイエットする方が良いでしょう。

しかし、65歳を超えたくらいから、栄養不足やタンパク質不足による病気のリスクが高まります。
そうなると、痩せている人は体に十分なタンパク質や脂質、糖質が太っている人よりも少ないので、体力的な問題が出てくるということです。

歳を取ると、無理なダイエットは逆効果というわけです。

小太りは長生きするという説は、どうやら65歳を過ぎた老齢の方が対象になるということなんでしょう。

小太りはストレスが少ない

もう一つ、ダイエットはストレスがかかります。
食べたいのに食べられないという精神的なストレス。
十分な栄養を取らないために起こる肉体的なストレス。

無理なダイエットを頑張ると、ストレスによって活性酸素が増え、それが体に悪影響をおよぼす事も考えられます。

そう考えると、小太りの人は極端な摂生をせずに済みますので、無理にダイエットをするよりもはるかにストレスが少ないはずです。

ストレスというのは、様々な病気を引き起こす原因の一つでもあるので、ストレスを感じない生活が、長生きの秘訣の一つだと言えるでしょう。