ノロウィルスの感染ピークは11月から。予防法の基本は手洗い!

ノロウィルス感染症健康の話題

毎年11月になると、ノロウィルスの話題がニュースで取り上げられます。
そのノロウィルスですが、感染のピークは11月と12月で、この時期になると感染者の数がどんどん増えていきます。

ウチは今年、受験生を抱えているのでインフルエンザはもとより、ノロウィルスにも気をつけないといけません。

感染症予防接種ナビによると、2017年10月16日~10月22日(第42週)の速報データによると、定点当たり報告数が最も多いのは宮崎県、次いで大分県、愛媛県、福岡県、岡山県の順となっていますが、地域差ってあるんでしょうか?

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ノロウィルス感染症の症状は?

ノロウィルス感染症(感染性胃腸炎)の主な症状は、吐き気・嘔吐・下痢です。
小児の場合は嘔吐が多く、1日で10回以上も吐く時があって、かなり心配ですね。

感染してからの潜伏期間は1〜2日なので、感染してすぐ発症、というケースになります。
ただ、症状は長引くことは稀で、数時間〜1・2日で治るのも特徴です。

感染経路は主に3つ

ノロウィルス感染症の感染経路は、主に以下の3つです。

1.経口感染

ノロウィルスに汚染された食品を食べることによる感染。

2.接触感染

ノロウィルス感染症にかかっている人との直接・間接的接触。
例えば給食の場合、調理者からの手指を介した二次汚染なども該当します。
スプーンやお皿などにノロウィルスがついていた場合などですね。

3.ヒトーヒト感染

患者の嘔吐物や下痢便を介した、飛沫感染など。
小児の親が感染するパターンで一番多いんじゃないでしょうか?
私も子供が小さい頃は、よくこれで子供のノロウィルスに感染していました。
小さい子供のいる家庭では、避けられないケースかも・・・

以上ですが、一番怖いのは幼稚園や小学校で集団感染する場合ですね。
ノロウィルスは感染力が強く、少量(10〜100個)でも発症します。

ノロウィルス感染症の予防方法

予防法は基本的なことですが、手洗いをしっかりする!
これに尽きます。

正しい手洗いの仕方が紹介されていましたので、引用します。

<正しい手洗いのしかた>
1.しっかりと石けんを泡立てる。
2.手のひらをしっかりとこすりあわせて洗う。
3.指の間を手を交互に入れ替えて洗う。
4.手の甲を左右とも手のひらでこすって洗う。
5.爪の先を手のひらでこするようにして爪の間もしっかりと洗う。
6.親指の付け根をしっかりとねじり洗い。
7.両方の手首をしっかりとねじって洗う。

引用:感染症予防接種ナビ

これだけしっかりした手洗いをすると、予防できそうですね。
ノロウィルス感染症にはワクチンがないので、個人レベルでしっかり予防するしかないです。

基本的なことですが、手洗い、うがい。
それと免疫力を高めることも大切ですね。しっかり食べて、しっかり寝る。
運動も適度にやる。

こうした基本的な生活習慣が、病気を寄せ付けないことにつながります。
11月と12月は流行のピークなので、気をつけましょう。