カンニング竹山さんがかかった難病「強皮症」とは?

強皮症イメージ健康の話題

お笑い芸人のカンニング竹山さんが、20代の頃に強皮症という難病にかかっていたことをツイッターで明かしました。
https://twitter.com/takeyama0330/status/555930192615452672

すでに完治しているということですが、正直「強皮症」という病気を初めて知りましたので、調べたことを紹介します。

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強皮症には2種類ある

強皮症には、全身性強皮症と、限局性強皮症の2種類があります。
2つは、同じ強皮症という名前が付いていますが、まったく異なる疾患です。

カンニング竹山さんは、限局性強皮症だったということですが、この2つの病気の違いは以下の通りです。

全身性強皮症

皮膚や内臓が硬くなるのが特徴。

全国の全身性強皮症の患者数は2万人以上と確認されています。
全身性強皮症といっても、患者によってはほとんど進行しない場合もあり、症状は様々です。

男女比は1:12で、女性の方が圧倒的に多いです。

全身性強皮症の原因は、まだはっきりと分かっていません。難病と言われるのはそのためです。

参考:難病情報センター http://www.nanbyou.or.jp/entry/75

限局性強皮症

全身性強皮症に対して、皮膚だけが硬くなる病気です。内蔵までは硬くならないということで、カンニング竹山さんは、限局性強皮症だったということでしょう。

放置していても自然に治る場合もあります。
治療方法としては、以下のサイトで詳しく解説していましたので、紹介します。

【限局性強皮症の治療方法】
限局性強皮症の治療法としましては、特別治療などしなくても、早くて数ヵ月~数年で自然に消える事が多いものです。治療をするならば、ステロイド外用薬が優先的に使用されます。その他の方法では、トラニラストの内服、紫外線照射療法、局所免疫療法があります。症状が強い場合は、短期間のみステロイド内服療法をします。皮膚が硬化しへこんでしまった所は、形成外科による手術が行なわれます。
病院検索ホスピタ【HOSPITA】http://www.hospita.jp/disease/3085/

同じ強皮症でも、限局性強皮症の方が軽そうです。
世の中には、原因不明や治療困難な難病がまだまだたくさんあります。
そうした難病と戦っている人が、たくさんたくさんいます。

カンニング竹山さんは、さらっとツイッターでつぶやいていますが、そんな難病を抱えていたなんて、ちょっと驚きでした。