シャンプーのやり過ぎは抜け毛の原因に?シャンプーをやめて髪の毛がフサフサになる

シャンプー健康の話題

オトコ40を超えると、抜け毛が気になってきます。抜け毛とは言わずとも、髪にコシやハリが無くなったり、白髪が目立ってきたり。
髪の悩みを抱えている人は多いです。

育毛シャンプーや発毛シャンプーなどがCMでもバンバン流れていますが、効果ありますか?
もし「効果がない」と思っている人は、シャンプーを変えるよりも、シャンプーの回数を控えたほうが良いかもしれません。

ネットで髪の悩みを調べていたら、1日おきや、3日おきにシャンプーをしたほうが抜け毛が少なくなったり、髪にツヤが出たりという話がありましたので、紹介します。

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五木寛之は、2ヶ月に1回しか髪を洗わない

直木賞作家の五木寛之さんは、なんと2ヶ月に1回しか髪を洗わないそうです。
でも、五木さんの髪の毛はすごくフサフサしてますよね?

ということは、「常に頭皮を清潔に保つ」ことが抜け毛対策だと思っている人にとっては、まったくの思い込みかも、ということになってしまいます。

五木さんが何故2ヶ月に1回しか洗髪しないのか、その理由は若い頃に海外を歩きまわった経験からきています。

インドや東南アジア、モンゴルやチベット、ネパールには、髪を洗う習慣を持たない人が大勢いました。なかには生涯で「1度も洗ったことがない」人もいたそうです。しかし、マメにケアしていないにも関わらず、彼らの毛髪はたっぷりとしており、ハゲ頭の人はほとんどいなかったのです。
引用元:http://dot.asahi.com/ent/publication/news/2015030800004.html

ということで、髪の洗い過ぎは余計に髪に良くないことを悟り、自身も洗髪回数を減らしたとか。

たしかに、東南アジアの方ではハゲた人が少ないように思いますが、これ、民族的とか人種的とかが原因にはならないんでしょうか?

そのあたりの科学的な根拠は分からないんですが、五木さん自身が実践していて、しかも結果を残してる!(五木さんの髪は、ロマンスグレーでフサフサです)

シャンプーの回数を減らすと、薄毛にならない科学的な理由とは?

五木さんはたぶん、医学的根拠にもとづいて洗髪回数を少なくしているというわけではなく、ご自身の体験からそうしているのだと思いますが、きちんとした科学的根拠もあります。

それがこちら↓

美容形成外科医の宇津木龍一さんも、洗いすぎないことが大切だと述べています。宇津木さんによれば、シャンプーで洗いすぎると、常在菌のバランスが崩れ、脂漏性皮膚炎の発症や薄毛になりかねないのだとか。
引用元:http://dot.asahi.com/ent/publication/news/2015030800004.html

人間の皮膚には常在菌という菌があるのですが、シャンプーによって常在菌のバランスが崩れて、毛が抜けたりするそうです。

確かに、今の日本人は清潔になりすぎているように思います。
「防菌」「抗菌」グッズがこれだけ売っているのも、日本が一番多いんじゃないでしょうか。
その副作用として、人間に必要な菌までもが人間世界から追い出されているということになると、どんどん人間の体は弱くなっていくように思います。

話が少々脱線してしまいましたが、髪の毛をいたわるために毎日シャンプーするというのは、もしかして余計髪に負担をかけているのかもしれません。

お湯だけ洗髪とシャンプーを使い分けてはどうでしょうか

とはいえ、毎日髪を洗わないのは気分的にもさっぱりしません。
なので、髪は毎日洗う。
その代わり、シャンプーを使わずにお湯だけで洗う日と、シャンプーを使う日を交互に使い分けてみてはどうかな、と思います。

これは何の根拠もない、私の考え方なので、これで「抜け毛が増えた」というクレームは無しにしてほしいのですが(笑)

シャンプーというのは、人間が創りだした化学製品なわけで、一度そうしたものから離れてみるのも、抜け毛防止の一つの策だと思います。

そういえば、私の友人のお父さんは齢70近いのに髪の毛はフサフサ、白髪もほとんどありません。顔だけ老けて、髪の毛はツヤツヤというのも、なんだかバランスが悪いのですが、そのお父さんも、シャンプーはほとんど使っていないとか。

抜け毛に深刻に悩んでいる人によっては気休めの策かもしれませんが、脱シャンプー、試してみる価値あると思います。