昨日、子どもが足の指に湿布をぐるぐる巻いていました。
私「なにやってるの?」
子ども「しもやけを治してる」
・・・
ええっ、しもやけを治すのに湿布を使っている!?
そこで初めて、しもやけを治すには湿布が効果があると知りました。
湿布は打ち身や筋肉痛に効くというのが既成概念としてありますが、まさか、しもやけにも効くとは。
で、湿布の説明書を見ると、効能・効果のところに「しもやけ」とあるじゃありませんか。
まさに、目からウロコでした。
▲ちゃんと、「しもやけ」と書いてありました!
湿布には、血行を良くする効果があり、しもやけ特有の痒みや痛みを和らげてくれる効果があります。
そもそも、しもやけの原因は、血行が悪くなるということなので、これは効くんじゃないかと。
しもやけの原因について
さて、しもやけの原因ですが、寒さや冷えによって血行が悪くなることで起こります。
手足の指先がしもやけになるのは、体の部位の中で指先が一番血行が悪くなりやすいからです。
元々冷え性の人は、血行が悪くなりがちなので、しもやけになりやすい体質です。
また、冬に手足を濡れたままにしていると、乾く段階で皮膚の温度が低下してしもやけになるケースもあります。
そういえば、我が家のルールで、お風呂掃除は子どもがするというのがありますが、掃除終わりに足をちゃんと拭かないとか、濡れたままにしているとか、そういうのも一因だと思います。
しもやけにならないための5つの予防方法
しもやけの予防は、以下の5つがオススメです。
1.長時間体を冷やさない
体を冷やすことで、血行が悪くなり、しもやけになってしまいます。
手足の指先だけでなく、体全体を冷やしてしまうと血行が悪くなり、手足の末端はさらに血行が悪くなるので、長時間体を冷やさないようにしましょう。
2.肌を濡れたままにしない
手足が濡れたままだと、乾くときに体温が奪われ、血行が悪くなります。
冬場は、手足が濡れたらしっかり拭いて湿ったままにしないようにしましょう。
3.血行を良くするビタミンEを摂取
ビタミンEは、血行を良くする働きがあります。
ビタミンEの豊富な食品は、
- アーモンド
- かぼちゃ
- 唐辛子
- 抹茶
- 煎茶
などがあります。
4.運動で血行を良くする
寒くなって、コタツで丸まったり暖かい部屋で一日中ゴロゴロしていませんか?
冬は運動をサボりがちで、体を動かさな、血行が悪くなりがちです。
血行をよくするためには、運動も大事です。
ストレッチ、スクワット、踏み台昇降など、血行を良くする有酸素運動をすることが、しもやけの予防につながります。
5.指先マッサージ
指から手前の方に、撫でるようにマッサージをすると、手先や足先の血行が良くなり、しもやけを予防することが出来ます。
特に、入浴時や入浴後にゆっくりとマッサージをすると効果的です。
しもやけの治療は、血行を良くすることを最優先に
しもやけの治療として、ステロイド軟膏を塗るというのがありますが、これは皮膚の炎症を抑えるためには効果的ですが、根本的にしもやけが治るわけではありません。
やはりいちばん優先すべきは、「血行を良くする」ことです。
冷たい水と熱いお湯に交互に指を漬けるというのも、血行を良くするのに効果的です。
血行をよくするために、お風呂で暖まるのも効果的です。足先だけじゃなく、全身の血行を上げるのが、しもやけ予防には一番です。
お風呂で血行をさらによくするには、入浴剤が効果的ですが自宅で簡単に天然温泉と同等の温浴効果が実感出来る入浴剤がありますので、ご紹介します↓
入浴剤も効果ありますが、しもやけを治すのに湿布を使うのは、血行を良くするのに効果があるということですね。
そういうわけで、我が子はせっせと毎日、指に湿布を巻いているのでした。