オルトレキシアの症状について。健康すぎる食事は、逆に体を壊してしまう!?

オーガニック食事 健康の話題

乳製品や脂肪は体に悪いから食べない。基本ベジタリアン。
糖類も一切口にしない。食べるのはオーガニックなものだけ。

これ、一見するとすごく健康的な食事に見えますよね。でも、この食事のせいで健康を害したり、体を壊してしまうとしたら?

実は今、健康な食事にこだわりすぎるために、逆に健康を壊し、命の危険にさらされることもある病気が注目されています。
その病気の名前は「オルトレキシア」。

新しい摂食障害として最近認識されています。
1990年代に米サンフランシスコの医師、スティーブン・ブラットマン氏が命名しました。

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健康的な食事が、体を壊してしまう!?オルトレキシアの症状とは?

添加物や糖類、脂肪、加工品などは健康に悪いということで、無農薬野菜や生のものしか食べないという、極端な食生活をしていると、栄養失調になったり、体重が激減したり、免疫力が低下して病気にかかりやすくなったりと、不健康な状態になってしまいます。

実際、オルトレキシアになった人は

「髪の毛がごっそり抜けた」
「極端に食べる量が減った」
「疲れやすくなった」
「風邪をひきやすくなった」
「爪がすぐ割れる」
「体重が激減した」

という症状が現れたと言います。
摂食障害とも、精神障害とも言われています。

どんな人が、オルトレキシアになりやすい?

オルトレキシアは、健康志向が高く、真面目な人がなりやすいです。また、ダイエットを気にする女性もなりやすいです。
仏ルーアン大学病院の栄養科長であるピエール・ドシェロット氏によると、男性よりも女性の方が2倍以上の確率でオルトレキシアになりやすいということです。

たぶん、女性の方が健康志向が高く、過剰にダイエットする傾向があるからでしょう。

健康的な食事への関心は、誰でも持っていると思います。
でもそれが過剰になりすぎて、「肉を食べるのは絶対体に悪い!」とか「穀物は玄米以外はダメ!」という信念が強すぎて、それがやがて脅迫概念となってしまいます。

自分の健康や食事方法について、完璧主義の人ほど、オルトレキシアになりやすいと言えるでしょう。

もっと気楽に食事を楽しみましょう!

オルトレキシアの治し方については、私は専門医ではないので医学的根拠に基づいたお話はできません。

でも、この症状の元になる考え方は「肉は健康に悪い」とか「脂肪や糖分は絶対ダメ」という潔癖主義的な考え方だと思います。

昔ある人の本で「人間、口に入るものに無駄なものはない」と書いてあって感銘を受けたのですが、肉も脂肪も糖分も、ある程度は人間に体には必要です。

大事なのはバランスで、「食べ過ぎない」「摂りすぎない」ことでしょう。
あ、「飲みすぎない」もありますね(笑)

適量を守れば、どんな食材でも美味しくいただくことが、健康の第一だと思います。
ダイエットも過剰になりすぎると、かえって体に悪いです。

「何を食べちゃダメ」「あれもダメ!」と自分自身を縛るのではなく、もっと食事を楽しむような意識になると、オルトレキシアは改善できるんじゃないでしょうか。

食べながら罪悪感を感じるなんて、楽しくないでしょ?