座りっぱなし症候群にご注意!予防と対策について解説

座りっぱなし症候群健康の話題

あなたは1日に何時間座っていますか?

5時間以上座っている人は、かなり危険かもしれません。

会社でデスクワークを長時間する人が増えています。
パソコンと1日じゅうにらめっこしている人も多いんじゃないでしょうか。
そんな人は、「座りっぱなし症候群」になってしまう恐れがありますので、要注意。

なぜ私が今回、このテーマを取り上げたかというと、私自身座りっぱなしで大変な目にあったからです。

この数カ月間、仕事が忙しくて1日に14時間以上座りっぱなしでパソコンと格闘していたんです。

すると、足の血流が悪くなったのか、太ももの内側がパンパンに腫れてしまい、最後には大きな吹き出物が出来て、激烈な痛みと戦いました。

原因はなんだろう?と色々調べてみると、「座りっぱなし症候群」になってしまったのも一因かと思ったわけです。

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座りっぱなし症候群とは

座りっぱなし症候群とは、長時間座り続けているために血流が悪くなり、体に様々な悪影響をもたらす症状のことです。
具体的には

  • 足がむくむ
  • 冷え性になる
  • 肩こりがひどくなる
  • 腰痛になる
  • 肥満になる
  • 水分不足になる

などの症状が出てきます。
こうした、座りっぱなしのせいで起こる体の不具合を「座りっぱなし症候群」と呼びます。

ふくらはぎが重要な役割を担っている

長時間座りっぱなしだと、血流が下半身にとどまってしまいます。
足の血流を上半身にスムーズに運ぶのは、実はふくらはぎが重要な役割を果たしています。
ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれるほど大切な筋肉で、これが血液を上半身に送り出すポンプのような役割を果たしています。

でも、長時間座りっぱなしだとふくらはぎを使わないので、血流が下半身にとどまってしまうために、足がむくんだり、ひどい場合はエコノミー症候群と同じような症状になってしまいます。
ふくらはぎは、普段あまり意識しないのですが、大切な役割を担っているのです。

アメリカの研究でも、座りっぱなしがヤバいことが証明されている

アメリカでの研究によると、1日2時間座ってテレビを見ている人を基準にした場合、2〜4時間未満、4時間以上と、座っている時間が長くなるほど死亡リスクが11%ずつ上昇するという、恐ろしい結果が出ています。

また、1時間座っているだけで、血液を循環させるのに必要な血管の機能が、なんと50%も低下することが分かりました。

また、血流が悪くなるだけじゃなく、肥満にもつながります。
座りっぱなしということは、長時間運動をしないわけですから、カロリーが消費されずに脂肪が溜まってしまいます。

座ったままで、長時間テレビを見ながらお菓子をバリボリ・・・なんて生活を続けると誰が考えても太ってしまいます。

座りっぱなし症候群の予防法

座りっぱなし症候群を予防するには、長時間座りっぱなしにならないことが大切です。
具体的には、

  • 1〜2時間毎に席を立って歩くようにする
  • 座っている時でも、足首を回したりかかとを上げ下げする
  • ふくらはぎをマッサージする
  • 同じ姿勢で座らずに、足を曲げ伸ばししたりして体勢を変える

などが有効です。

要するに「体を動かす」ことが大事です。
また、普段から歩いてふくらはぎを鍛えることで、血流を良くすることも大事です。