マイコプラズマ肺炎2016年の感染数について。予防方法を解説。

マイコプラズマ肺炎イメージ健康の話題

国立感染症研究所によると、マイコプラズマ肺炎の感染者が拡大しているようです。

今日は10月18日ですが、今月9日までの一週間に報告されたマイコプラズマ肺炎の患者数は、1医療機関あたり1.33人で、過去10年間で最多だった2011年に次ぐ多さで、過去10年で2番目の多さです。

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マイコプラズマ肺炎とは、どんな病気?

マイコプラズマ肺炎とは、マイコプラズマという細菌の仲間に感染して起こる病気です。
大人はあまりかからないのですが、抵抗力の弱い小さな子供がかかることが多いので、注意が必要です。

数年に一度、大きな流行を起こすことがあるといわれていて、2016年の今年は、その当たり年かもしれません。

一説によると、オリンピックの開催年と時期を同じくして、大流行するとか。
今年はリオ五輪があったので、あながち都市伝説でもなさそうです。

マイコプラズマ肺炎になると、どうなるの?

マイコプラズマ肺炎になると、喉の痛み、咳、発熱などの風邪の症状から、だんだん症状が重くなります。
例えば、熱が下がっても咳だけは残って、その後1ヶ月くらい咳続けることも。

多くの場合は、軽症で済みますが、重症化すると、重度の肺炎になったり、髄膜炎、脳炎などの合併症を引き起こすこともありますので、軽視できませんね。

マイコプラズマ肺炎に感染しやすいのは、どんな時?

マイコプラズマ肺炎は、人から人へ移ります。
マイコプラズマ自体は熱に弱く、石鹸でも簡単に落とせるのですが、咳やくしゃみによって感染してしまいます。

だから、一番危険なのが、家族が感染した場合。
同じ部屋で過ごしていると、感染リスクが高まります。

マイコプラズマ肺炎の予防方法は?

さて、予防方法ですが、風邪やインフルエンザの予防とほぼ同じです。

  • うがい、手洗いをこまめにする
  • 家族共用のタオルは使わない
  • アルコール消毒をする
  • 感染者と同じ部屋に長くいない
  • マスクをする

です。

今年はもしかして、マイコプラズマ肺炎が大流行するかもしれませんので、「風邪かな?」と思った時でも念のために医者で診てもらった方が良いかもしれません。

子供に移してしまう前に、しっかり対策をしましょう。