インフルエンザの予防接種は朝が効果あり!ワクチン接種のおすすめの時間帯について

インフルエンザ予防注射健康の話題

今朝のあさチャンで、インフルエンザの話題がありましたので、紹介します。

東京都では、2016年のインフルエンザ患者数が例年より早く、上昇傾向にあるとのことです。
今年のインフルエンザ患者は昨年よりも多くなると予想されています。

インフルエンザ予防のために、予防接種でワクチン接種をする人も多いかと思いますが、なんと、ワクチン接種は午前中が効果的だとの研究結果が発表されました。

私は仕事帰りにワクチン接種をしたことがあるんですが、朝の方が効果があるというなら、午前中の仕事を休んで医者に行かないといけませんね。

では、どうして朝の方がインフルエンザ予防接種の効果が高まるのでしょうか?

スポンサーリンク

朝にワクチン接種をした方が、抗体が増える!

イギリスのバーミンガム大学の研究班が、イギリスの65歳以上の高齢者276人を対象に、研究を行ったそうです。

対象者は、2グループに分けられ、午前9時〜11時にワクチン接種するグループ、午後3時〜5時に接種するグループになって、研究をしました。

すると、午前中にワクチン接種したグループの方が、ワクチンに含まれている一部のウイルスに対して、抗体がより大きく、4割も増えていたそうです。

ただ、抗体が増えたという研究結果なので、これをもって「インフルエンザにかからない」という断言はできません。

でも、お昼より朝の方が抗体が増えるということは、ウイルスに対する抵抗力が強まるということなので、インフルエンザにかかるリスクが下がるということは言えそうです。

実験したのが高齢者なので、子供や若い人にはどれくらい効果があるのかは分かりません。
でも、予防接種をするなら朝にした方が良いかもしれませんね。

2016年のインフルエンザは、A型が流行る?それともB型?

今年のインフルエンザは、A型香港型今の所多く確認されています。
A型は急な発熱と感染力の強さが特徴なので、重症化するケースもあるとのこと。
注意が必要ですね。

ところで、あさチャンでは2018年にインフルエンザに効く新薬が発売されるという話もしていました。
シオノギ製薬が開発している新薬らしく、1回の投与で治療が終了するという、夢のような新薬です。

それが現実になると、インフルエンザも怖く無くなるかも。

いずれにしても、インフルエンザの予防はしっかり手洗い、うがいをすることが基本です。
予防接種をしたからといって、絶対にインフルエンザにかからないというわけではありませんので、疲れをためずに体調を整えて、抵抗力をつけることが大切です。

インフルエンザの予防には梅干しも効果的ですよ