パンケーキシンドロームの怖い症状。犯人はダニ?

パンケーキシンドローム 健康の話題

お好み焼きを食べただけなのに、急にアレルギー症状が出て苦しみ出し、アナフィラキシーショックを起こしてしまった!

こんなことって、あり得るのでしょうか?
実はこれ、「パンケーキシンドローム」とも呼ばれている症状なのです。

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パンケーキシンドロームの怖い症状とは?

パンケーキシンドローム(パンケーキ症候群)とは、アメリカで名付けられた言葉なのですが、パンケーキの粉をちゃんと保管していなかったために、袋の中にダニが侵入してしまい、袋の中でダニが大繁殖!

それを知らずに、そのパンケーキの粉でパンケーキを作り、食べるとアレルギー症状が起こってしまった、ということから名付けられました。

ひどい場合は、アナフィラキーショックを起こしてしまい、最悪死に至るという、非常に怖い症状です。

※アナフィラキシーショックとは?
急性の全身性かつ重度なI型アレルギー反応の一つです。アレルギー物質を体に入れたり、皮膚についたり、吸引することで起こり、呼吸困難やジンマシン、嘔吐などの症状を起こします。

パンケーキシンドロームの犯人

このように、パンケーキシンドロームの犯人は「ダニ」です。
ダニは高温多湿の環境で繁殖するので、春や夏の暖かい季節に危険度が増します。

ダニ

袋の中にダニが入らないように気をつけていても、袋の口に粉がついているだけで、そこでダニは繁殖します。

袋の口を開いた途端、袋の中にダニが落ちて、大繁殖することが多いのです。
ダニは非常に小さいし、粉の中に紛れてしまうと発見するのが難しく、そのままパンケーキを焼いてしまったりするんですね。

パンケーキの粉だけじゃなく、天ぷら粉やお好み焼き粉など、「粉もの」にはダニが繁殖しやすいので、怖いところです。

ダニは熱しても死なない?

でも

「お好み焼きとかだったら、焼いてしまえば少々ダニが入っていても大丈夫なんじゃないの?」

と思いますよね? 思わない?(笑)

実はいくらダニが生命力が強いといっても、焼くと同然、死んでしまいます。
ただし、ダニの死骸やフンは加熱しても消えて無くなることはなく、粉の中にアレルゲンとして残ります。

だから、ダニの入ったお好み焼き粉で、お好み焼きを焼いてもダニのアレルギーがある人は、お腹の中にアレルゲンを入れることになるので、アレルギー症状を起こしてしまうのです。

パンケーキシンドロームを予防するのは、とっても簡単

パンケーキシンドロームを予防するためには、パンケーキ粉や天ぷら粉、お好み焼き粉の中にダニを入れないように、また繁殖しないようにすれば良いわけです。

方法はシンプルで、粉の入った袋の口をしっかりと閉じること。
それから、冷蔵庫の中に保管することです。

ダニは高温多湿な環境を好みますが、冷蔵庫は温度も湿度も低いので、ダニの繁殖を抑えられるんですね。

だから常温で保管するよりも、はるかに安全です。
ダニアレルギーが心配な人は、粉物は冷蔵庫で保管!を徹底するようにしましょう。