50歳を手前にして、かなり不健康だったことが判明した、私健康オヤジです。
まずは健康診断で尿酸値が高いことが判明。
参考 ショック!尿酸値が8以上あった。基準値を超えると痛風のリスクはどうなるの?
でも実はそれだけじゃなく、高血圧も指摘されました。
最高血圧が140mmHg、最低血圧が93mmHgのC判定(泣)
「血圧が高い傾向にあります。塩分を控えた食事をしてください」
と、経過観察の結果になってしまったのです。
その時、お医者さんに言われたのが
「家庭血圧を普段から測った方が良いですよ」
というアドバイスでした。
家庭血圧とは、その名の通り、家庭で血圧を測ることです。
あなたのお家には、血圧計が常備してありますよね。
(えっ、してない?)
こんなやつです↓
私の母親は、私もびっくりするくらいの健康オタクで、81歳にしてグルコサミンのサプリを常用し、元気そのものです。
その母親も、毎日自宅の血圧計で、家庭血圧を測っています。
家庭血圧の重要性とは?
さて、どうして家庭血圧を測る方が良いのでしょうか?
それは、家庭の血圧と病院で測る血圧では少し違うことがあるのです。
お医者さんの前で測るときに、血圧が高くなる傾向があるそうです。
これを、「白衣現象」というらしいですよ。
ぶっちゃけ緊張するんですよね、病院とかお医者さんの前で血圧を測ると。
白衣現象は、診察室での血圧で140/90mmHg以上の高血圧と診断された患者の、15%-30%がこれに相当するそうです。
なんだ、私も白衣現象で高血圧と測定されてしまったんだ(ホッ)
ただ、緊張やストレスで血圧が上がる傾向にある人は、将来的に本格的な高血圧症になるリスクもあるそうなので、要注意です。
さて、こうした白衣現象で高血圧になる場合があるために、普段の本当の血圧を知るためには、リラックスできる環境の家庭内で、血圧を測った方が良いということです。
例えば、病院で血圧を測ったときに、140/90mmHgだったのが、家庭内で測ると135/85mmHgだったという話もあります。
家庭血圧の測り方
さて、家庭血圧の測り方ですが、大事なことは決まった時間に測ることです。
起きてから1時間以上(排尿後、朝食前、服薬前)、就寝前の1日2回が理想です。
寝転がって測るのはダメです。
椅子にリラックスして座り、心臓と血圧計を同じ高さにして、リラックスして測るようにしましょう。
当然ですが、食事やアルコールは避けましょう。
タバコを吸った直後や入浴後は血圧が上がっているので、正確な値が測定できませんので、そのタイミングは避けましょう。
家庭血圧の正常値は?
家庭血圧の正常値は、どのくらいなのでしょうか?
以下の表を参考にしてください。
判定値 | 対応 |
---|---|
最高血圧160mmHg以上 最低血圧100mmHg以上 | すぐに医療機関を受診 |
最高血圧140mmHg以上 最低血圧90mmHg以上 | 生活習慣を改善する努力をした上で、数値が改善しないなら、医療機関を受診 |
最高血圧130mmHg以上 最低血圧85mmHg以上 | 生活習慣の改善 |
最高血圧129mmHg以下 最低血圧84mmHg以下 | 正常 |
最高血圧が129mmHg以下、最低血圧が84mmHg以下が、正常値ということですね。
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まとめ
高血圧の原因ですが、90%以上が遺伝、塩分の取りすぎ、肥満などです。
そのほか、腎臓病やホルモンの異常で起こる、二次性高血圧があります。
でももしかして、病院で測って緊張したために「白衣現象」で一時的に血圧が高いと診断されてしまう場合もあるんですね。
だからこそ、普段から家庭血圧を測って、自分の普段の血圧値を知ることが大事です。