お酒に弱くなったと感じたら、肝機能障害を疑うべし

お酒に弱くなった健康の話題

ショックです。
こないだの健康診断で「肝機能障害」の疑いありと診断されてしまいました。
幸いに、経過観察ということで、大事な病気ではなかったようですが・・・

どうりで最近お酒を飲むと、すぐに酔っ払ってしまったり眠くなったりしてたわけです。
考えてみると、40半ばをすぎて、人生の半分以上は【飲んべえ】状態なわけですから、肝臓も弱ってるのは当然かもしれません。

で、以下は自分を戒めるために書きます。

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すぐに酔っ払ってしまう原因は、肝臓が弱っているから

アルコールを分解するのは肝臓の役割ですが、年とともに肝臓の機能は弱ってきます。
肝臓は「沈黙の臓器」と言われるほどで、とても強い臓器です。肝臓が弱っていても自覚症状がほとんどなく、そのために知らず知らずのうちに、負担をかけてしまいます。

アルコールで肝臓に負担をかけ過ぎると、アルコール性肝炎を引き起こすかも知れないので、要注意。肝硬変や脂肪肝になってしまうと、それこそお酒を楽しむどころじゃ無くなってしまいます。

肝臓が弱るとどうなるのか?

肝臓は、アルコールを一所懸命に分解してくれますが、長年飲酒を続けたり、深酒ばかりをしていると、肝臓の処理能力を超えて、肝臓内に中性脂肪が溜まってきます。これが「脂肪肝」と言われる状態です。

脂肪肝になると、肝臓が本来果たすべき役割が出来なくなってきます。その状態のままお酒を飲み続けていると、肝細胞が硬くなってしまい、肝硬変になってしまう恐れがあります。

楽しいお酒を飲み続けたいなら、肝臓にも休んでもらうことが大事

年齢と共に、肝臓の働きも弱ってくるんですが、いつまでも楽しくお酒を飲みたいですよね。
私もお酒が大好きなので、ずっと飲み続けたいです。
そのためには、肝臓にもちょっと休息が必要です。

週2日は休肝日を設けるようにしましょう。

なぜ休肝日が必要かというと、肝臓に蓄積された中性脂肪を減らしたり、胃腸の粘膜を修復するために肝臓を休ませてあげる必要があるからです。5日連続で飲んで、2日休肝日にするよりも、2〜3日飲んだ後に休肝日を1日設ける方が効果的です。

胃が弱ると、お酒に弱くなる。その理由とは?

体内に入ったアルコールは、胃で2割が吸収され、小腸で8割が吸収されます。それから血液を通って、肝臓で分解されるという仕組みになっています。

実は、年齢とともに胃も弱り、胃のアルコール分解能力が弱ってしまい、血液の中を循環するアルコール濃度も高くなります。
そうなると、最終的にアルコールを分解する肝臓に、余分な負担をかけることになるのです。肝臓の分解能力を上回るアルコールが体内に残っていれば、肝臓が分解しきれずに、酔っ払ってしまうというわけです。

お酒を断つというのは、自分的には絶対無理なので、適量を飲むことと、休肝日を設けることで、肝臓にちょっと休憩してもらおうと思います。