ねんりんピックって、ご存知ですか？
60歳以上の高齢者を中心とするスポーツ、健康と福祉の総合的な祭典のことで、正式名称は「全国健康福祉際」です。
その歴史は古く、1988年に始まって以来、毎年開催されていて2017年現在で29年の歴史を誇っています。
60歳以上を高齢者と呼ぶには、なんだか違和感あるのですが、このねんりんピックは毎年、各都道府県を持ち回りで開催されています。
ねんりんピックの開催地はどこ？
ねんりんピックの開催地ですが、現時点で2023年まで決まっていますので、ご紹介します。
| 開催年 | 大会名 | 開催地 |
|---|---|---|
| 2017年 | 第30回あきた大会 | 秋田県 |
| 2018年 | 第31回とやま大会 | 富山県 |
| 2019年 | 第32回和歌山大会 | 和歌山県 |
| 2020年 | 第33回岐阜大会 | 岐阜県 |
| 2021年 | 第34回神奈川大会 | 神奈川県 |
| 2022年 | 第35回愛媛大会 | 愛媛県 |
| 2023年 | 第36回鳥取県 | 鳥取大会 |
以上です。
開催時期は、例年9月〜11月の間になっています。過去は10月が多かったですね。
2017年のあきた大会では、平成29年9月9日（土）〜12日（火）までが開催期間でした。
次の2018年とやま大会は、平成30年11月3日（土）〜6日（火）まで、2019年の和歌山大会は平成31年11月9日（土）〜12日（火）の予定になっています。
今年のあきた大会は、残暑がきつかったんじゃないでしょうか？
参加者が60歳以上ということもあり、熱中症対策も大変なので、時期をずらして11月ごろの開催がちょうどいいように思います。
ねんりんピックの種目はどんなのがあるの？
さて、ねんりんピックですが、60歳以上の高齢者が集う祭典ということですが、最近の高齢者は元気です！
下手をすると、私（40代後半）なんかは負けますよ。
そんな元気な高齢者が参加する、ねんりんピックの種目ですが、例えば2017年のあきた大会は、以下の種目で開催されました。
スポーツ交流大会
- 卓球
- テニス
- ソフトテニス
- ソフトボール
- ゲートボール
- ペタンク
- ゴルフ
- マラソン
- 弓道
- 剣道
ふれあいスポーツ交流大会
- 水泳
- グラウンドゴルフ
- ラグビーフットボール
- サッカー
- ソフトバレーボール
- ウォークラリー
- 太極拳
- 軟式野球
- ダンススポーツ
- マレットゴルフ
- パークゴルフ
- ミニテニス
文化交流大会
- 囲碁
- 将棋
- 俳句
- 健康マージャン
種目数は多いですね。
高齢者のための国体って感じでしょうか。例年、スポーツ・文化交流大会には、全国から約１万人の選手及び役員が参加します。
文化交流大会で、囲碁とか俳句があるのはなんだかほのぼのして良いですね。
ねんりんピックに選手として参加したい。参加要項は？
ねんりんピックに選手として参加したい方は、どうすればいいのでしょうか？
例えば、2019年に開かれる第32回和歌山大会が開かれる和歌山県では、
「喜の国いきいき健康長寿祭のスポーツ交流大会、シルバー囲碁・将棋大会、健康マージャン大会の入賞者及び各競技団体からの推薦者」
となっています。
各都道府県で行われる高齢者スポーツ大会の入賞や、マスターズ陸上競技連盟が定める選考規定があったり、様々です。
参加したい方は、各都道府県のねんりんピック担当課に問い合わせてください。
最初に書いたように、60歳でも高齢者と呼ぶのはなんだか抵抗がありますが、健康寿命を延ばすという取り組みは、国の号令のもと各自治体でも活発に取り組んでいます。
こうしたイベントがあると、高齢者の型の励みや目標、生きがいになるし、健康寿命を延ばすことができるんじゃないでしょうか。
