単調直入に言うと、オトコの平均寿命は女性より短い。
平成24年の簡易生命表によると、日本人の平均寿命は男性が79.94歳 、女性が86.41歳で、平成23年と比較して男性は0.50年、女性は0.51年上回りました。
「人生80年」という言葉はこの平均寿命からきたものですが、日本はまさに世界有数の長寿国です。
主な年齢の平均余命(平均してあと何年生きられるかの指標)については、前年に比べ、男女ともにすべての年齢で上回りました。
また、平均寿命の男女差は6.47年で前年より0.01年拡大しました。
http://www.jili.or.jp/lifeplan/lifesecurity/oldage/2.html
何故なんだろうか?とずっと疑問に思っていました。私の周りでも(親を含め)、女性の方が長生きです。
今回は、何故オトコの平均寿命が短いのかを検証してみました。
1.女性は省エネで生きられる
基礎代謝量というのがありますが、女性は男性より基礎代謝量が少ないです。基礎代謝量とは、簡単に言うと「生きるのに必要なエネルギー」のことです。
ということは、女性の方が必要なエネルギーが少なくて済む、省エネ体質だということです。
普通は基礎代謝と寿命は反比例します。つまり細胞の酸素消費量が多いほど寿命が短いのです。クルマに例えると、同じ満タンのガソリンを入れても、女性は燃費が良いので、長い距離を走ることができるのです。
2.女性ホルモンが多いと長生きできる
女性ホルモンが血管に良い方に作用して、血圧を下げ、高血圧症や動脈硬化を抑制しています。脳梗塞や動脈硬化になるのは、男性の方が多いのは、こうしたことも関係していると思います。逆に男性ホルモンが多いと、免疫力を抑える効果があります。男性ホルモンの少ない男性の方が、病気になる確率が低くなります。
3.男性の方が不健康
お酒にタバコ、運動不足。男性の方が女性よりも間違いなく不健康です。
仕事で遅く帰ってきて、暴飲暴食。健康に気をつける男性が増えていると思いますが、女性の方が自分磨きが上手です。
適度なダイエットや、フィットネスなどの運動など、また、大酒を飲まないなど、女性は健康的だと思います。
4.社会的なストレス
仕事上のストレスを抱えて生活するのは、男性の方が多いように思います。もちろん、女性もストレスはあると思いますが、女性の方がストレス発散が上手で、ストレスが溜まりにくいです。女性のほうがよく笑い、よくしゃべりますしね。
ストレスは、活性酸素を増やしてしまい、体に悪影響を与えます。
以上が、男性の平均寿命が短い理由かと。
なんか、女性のほうがタフなんだなと思うわけでございます。