うつ病予防・改善のための運動のコツとは

うつ病予防の運動 心の健康

最近、やる気が起こらない。ちょっとした事でイライラする。気分が落ち込む。人と話をしたくない。
こうした症状を自覚したら、うつ病のサインかも知れません。うつ病は誰もがなる可能性があって、季節の変わり目にもなりやすいものです。

うつ病は、本人も気づかないうちになってしまうケースがあり、要は体と心のエネルギーがすごく低下している状態と言えるでしょう。

うつ病にかかる人は、そうでない人に比べ、運動していないことが多いようです。生活習慣がうつ病の原因の一つと言われていますが、その中には「運動習慣」も入ります。
私の経験で言えば、過去2人のうつ病の方に出会いました。その2人とも、インドア派でほとんど運動をしていないという共通点がありました。

カリフォルニア州のある地域の住民調査では、男女に関わらず、運動している人はうつ症状の出現は減り、運動をあまりしていない人は、うつ状態になりやすいことが示されています。
運動を習慣化することで、うつ病は防げるのです。

ただ、やみくもに運動をすればいいというわけではありませんので、うつ病予防・軽度のうつ病のための運動習慣のつけ方を解説します。

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まず、軽い運動で体を動かしてみる

軽度のうつの人は、普段まったく運動をしない人が多いです。なので、いきなり激しい運動をしても長続きしませんし、苦しい思いをするだけです。
うつ病を予防・改善するためには、運動でしんどい思いをしたり、マッチョになるのが目的じゃなくて、「ストレス発散」が目的です。
なので、まずは軽く柔軟運動、ストレッチ、その場足踏みなど、ごくごく軽い運動から始めてください。特にストレッチは体が伸びて気持ちいいはずです。

どんな種目でもOK。興味があって楽しめる運動がベスト

ウォーキング、ジョギング、踏み台昇降、水泳、ヨガ・・・
運動の種目は、どれでもOKです。自分が好きで、楽しめる運動をするのが一番です。
うつ予防に良いからといって、まったく興味のない運動を無理やりするのは、心の健康によくありません。
好きな運動で、気持よく汗をかいて、「あ~、気持ちいいな」とつい思うような運動がベストです。
ただ、おすすめは軽めの有酸素運動です。無酸素運動であるキツイ筋トレじゃなくて、全身に程よく酸素を入れることが、脳内のセロトニンやノルアドレナリンが分泌され、ストレス解消になるのです。

慣れてくると、習慣化させる

「運動が楽しい」と思うと、しめたものです。これを習慣化させるようにしましょう。
週3日で十分です。1回の運動は30分~1時間程度。
重荷にならないように、「楽しい」と思える程度で続けることが大事です。

うつの人は、頑張りすぎることがあるので、要注意!

真面目て几帳面な人ほど、うつ病になりやすいもの。
どんなことでも、ついつい頑張りすぎてしまいます。人として、素晴らしい美点なのですが、それが自分を知らず知らず追い詰めてしまうというのは、皮肉なものです。
なので、運動していても、ついつい一生懸命になりすぎたり、「運動しなくちゃ」という義務感や強迫観念を感じたりします。
こうなると、運動そのものがプレッシャーになり、ストレスになるので、要注意です。
運動は楽しむためにすること。頑張り過ぎないことがポイントです。