夜に運転していると、対向車のライトがやたら眩しく感じることってないですか?
感覚としては、数年前までそんな眩しさを感じることはありませんでした。
もしかして、40歳を超えてから急に視力が悪くなっているので、そのせいかも?と心配になっています。
そこで、対向車のヘッドライトが眩しく感じる原因を探ってみました。
原因その1 車のヘッドライトのせい(LED)
昔の車のヘッドライトは、ハロゲンが主流でした。ちょっと黄色がかった光のライトですね。
これだと比較的目に優しいというか、対向しても眩しいと感じることはありませんでした。
ところが最近の車は放電管タイプのHIDライトを装着しているものがほとんどで、LEDを採用する車も増えています。
さらに厄介なのは、メーカー純正のLEDライトに飽き足りず、より明るいバルブに交換する人もいるようです。
そんな車と対向すると、本当に眩しいです。
しかもなぜか最近は、フォグランプを常に点灯している車も多いように思います。
そんな車と対向した時は、ちょっと目線を左寄りにして、まともに光が目に入らないようにしていますが、正直迷惑です。
ということで、考えらえる原因の第一は、車のヘッドライトが眩しくなっている、でした。
原因その2 角膜に傷がついている
ドライアイで目をこすったり、ずっとコンタクトレンズをつけ続けていると、角膜に傷がついたり、炎症が起こります。
すると、角膜や結膜の機能に支障をきたし、光が眩しく感じることがあります。
その他、長時間めに強い紫外線を浴び続けた場合でも、光が眩しく感じます。いわゆる、「雪目」というやつですね。
原因その3 白内障の恐れ?
白内障という場合もあります。白内障とは、カメラのレンズの役割をする水晶体が、加齢によって白く濁ってくる病気です。
水晶体が濁ると、目の中に入った光が乱反射してしまい、対向車の光がやたら眩しく感じてしまいます。
原因その4 緑内障という可能性も
緑内障も、光が眩しく感じます。
緑内障は、眼圧の上昇などで目と脳をつなぐ神経にトラブルが起こり、視野が狭くなったり、見えない箇所(暗点)が現れるなどの症状が現れます。
ヘッドライトのせいでなければ、早期の治療が必要かも
以上が考えられる原因です。
夜の運手が眩しいと感じた場合、まずは対向車のヘッドライトを疑ってみましょう。
注意する点は、すべてのヘッドライトが眩しく感じるか、そうでないかです。
一部のヘッドライトだけが眩しいと感じるのであれば、目の病気ではなく、単純に対向車のヘッドライトが眩しいだけだということになります。
そうではなく、すべての車のヘッドライトが眩しく感じたり、信号やブレーキランプ、街の明かり(看板を照らしているライトなど)が眩しく感じる場合、もしかして緑内障や白内障の恐れがあります。
緑内障や白内障は、加齢によって起こる症状なので、40歳を超えたくらいから注意が必要です。
特に緑内障は、視野が狭くなるので車の運転は昼間でも危険な場合があります。
昼間の運転で視野が狭いな、と感じた場合は緑内障を疑っても良いでしょう。