40代 大腸がんの予防で気をつけるべきポイント5つ

がん検診健康の話題

俳優の今井雅之さんが、2015年5月28日午前3時5分、大腸がんのため54歳でお亡くなりになりました。

個性的でエネルギッシュで、好きな俳優さんだっただけにとても残念です。
4月末に会見を見た時には、あの痩せた姿にとてもショックを受けました。54歳での死は、あまりに早すぎると思います。心からご冥福をお祈りいたします。

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大腸がんの死亡者数は、年間4万7千人にもなる

さて、私を始め40代にとっては、今井さんの死は人事ではないと思います。今井さん自衛隊出身で体力には自信があったと思いますが、やはり病(ガン)には勝てませんでした。

厚生労働省の「平成25年人口動態統計の概況」によると、平成25年1年間の死亡数のうちトップはガンによって亡くなっています。

死亡者数36万4,872人で総死亡数の28.8パーセントを占めているというデータが示す通り、ガンは非常に恐ろしい病気です。

ガンで死亡した人数を性別に見ると、男性は21万6,975人で全死因の32.9パーセント、女性は14万7,897人で24.3パーセントでした。男女ともに死因別順位の第1位となっています。

今井さんの命を奪った大腸がんによる死亡数は4万7,654人でした。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai13/

40代からの病気に備えよ!気をつけるべきポイントはこの5つだ。

1.ちょっとでも調子が悪いと思ったら、病院に行く

体力に自信がある人ほど、病院に行くのを嫌います。
私も覚えがあるのですが、「医者にかからないのが自慢」であったり、ちょっと体の調子が悪くても「気合で治す」というやせ我慢。

40代は、「ちょっと熱があったくらいで学校を休むな!」と親に教育されてきた人も意外と多く(私もそうでした)、やせ我慢をするのが染み付いてしまっています。

でも40代になると体力も落ちてくるし、病気のリスクが高まってきます。
ちょっとでも調子が悪いと思ったら、病院に行くことが、大病をいち早く発見するのに役立ちます。

2.がん検診を受ける

年に1度、健康診断を受ける人は多いです。
会社の福利厚生で健康診断が義務付けられているところが多いので、一般的な健診は多くの人が受けています。

しかし、健康診断というのは、特定の病気を定めずに、体に異常がないかを調べるものなので、早期のガンを発見出来ない場合もあります。

出来れば、ガンを対象にした検診を受けることをオススメします。

がん検診は、がんを対象にした検査です。
胃や大腸、肺、乳房、子宮など、がんができる部分が異なればがんの特徴も変わってきます。がん検診では、それぞれのがんを調べるのに適した検査が用意されています。
(出典:日本対ガン協会

3.ガン保険に入る

私は現在、ガン保険に入っていません。
でも、これだけガンの死亡者数が多いということは、いつ何時自分がガンになってしまうかもしれませんので、ガン保険に入ろうと思っています。

一般的な生命保険に比べて、ガン保険は長期治療の負担を軽くして、がんによる入院・手術・死亡に備える保険です。

もしガンになれば、治療は長期間に渡りますので、莫大な費用がかかってしまいます。

しかし、ガン保険に入っていれば、一生涯を通じてがんによる入院・手術・死亡の保障を得られます。

がん入院給付金の支払日数・がん手術給付金の支払回数に限度は無いので、お金の心配が要らなくなります。

治療をしながら、お金の心配もしなくれはいけないのは、辛いものがありますので、ガン保険に入ることを真剣に検討されたら如何でしょうか。

例えば、SBI損保のがん保険は、がんの治療費を実質0円にできることで人気の保険です。
40歳男性で、月々900円で加入できます。

SBI損保 がん保険

4.暴飲暴食を避ける

ガンだけじゃなく、病気の予防のためには、暴飲暴食を避けるようにしましょう。40代になると、基礎代謝が落ちますので、若いころと同じように食べると、内臓脂肪が溜まってきて、様々な病気のリスクが高まります。

暴飲暴食を避けたからといって、癌にならない保証はありませんが、生活習慣病を予防するためには、ゆっくりと噛んで、腹八分目に抑える食事が大切です。

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5.運動を習慣化する

ウォーキングや踏み台昇降などの有酸素運動と、筋トレによる無酸素運動を組み合わせることで、脂肪を燃焼して基礎代謝を上げることが出来ます。

暴飲暴食に加え、運動をしない習慣を付けてしまうと、体の抵抗力が弱まり病気になるリスクが高まります。過度な運動は、余計に体に負担をかけてしまうので、40代からはハードなトレーニングは必要ありません。

体に過度な負担をかけない程度の運動で、「いい汗かいたな~」と爽やかな気分になると、ストレス解消にもなります。ストレスは体の抵抗力を弱める大きな要因になるので、適度な運動は病気に対する抵抗力を高めるのにも役立ちます。

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