健康づくりに計画はいらない?「計画なき運動」習慣について

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日本人は無計画に運動をしている?
アメリカのウォール・ストリート・ジャーナルに興味深い記事があったので紹介します。

記事の内容は、カリフォルニア大学のガープリート・ダニワル博士の説で、アメリカと比べ日本人は「計画を立てない運動」を習慣にしているということです。

週3回30分ずつという運動の計画を立ててもアメリカ人の多くはそれを達成できていない。ジムに行かないアメリカ人は多い。実は日本人もジムに通っているわけではないが、運動量は多い。
と、博士は述べています。

どういうことかというと、

日本では移動する時、座っている時間はほとんどない。つまり、車を使わず、自分の足で道を歩き、階段を上り下りし(エスカレーターを使うほうが少ない)、公共交通機関を利用し、電車を待っている間立っていて、電車に乗っても立っていることが多い。毎日、逆方向に同じプロセスを繰り返す。複数の研究で、立っているほうが座っているよりも健康的なことや、座りがちな生活では適度な運動の効果が相殺されることが示されている。
http://jp.wsj.com/articles/SB11096553489394754382504580469173112207224

ということです。
計画的な運動をしなくても、日本人は普段の生活で「計画なき運動」をしているということですね。

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日本人は立っている時間が多いから健康

この説を見ると、立っている時間が多いほど健康的だということですね。
これは確かに一理あると思います。

ずっと座りっぱなしだと、足を使わないので血行が悪くなり「座りっぱなし症候群」になるリスクがあります。

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アメリカはクルマ社会で、日本のように公共交通機関が発達していませんので、どうしても移動はクルマを使うことが多いので、日本人に比べて立っている時間は少ないでしょうね。

田舎より、都会の人の方が健康的だ

そう考えると、東京をはじめ都会の人たちは立っている時間が多いと思います。
なぜかというと、移動にクルマをあまり使わないから。
多くの人が電車で移動します。ガープリート博士の言うように、電車の待ち時間で立ち、電車に乗っても立ち、駅舎内でも早足で歩きます。

私は田舎に住んでいるので、たまに東京へ出張に行くと「東京の人はよく歩くな〜」と感心します。正直、都会人の歩くスピードについていけません(笑)。

でもこの博士、たぶん東京しか見ていないんじゃないかと思います。
というのは、日本でも田舎に行けば行くほど、アメリカと同じクルマ社会になっていきます。
電車なんか、30分に1本とかのレベルですから。

だから、田舎のサラリーマンは都会のサラリーマンに比べて運動量が極端に落ちます。
だって、移動のほとんどがクルマですから。

クルマに乗って会社に通勤し、会社でデスクワークで1日座って、またクルマで帰宅する。
田舎は、こんなライフサイクルを送っている人が多いです。私もそうです。

なので、実は都会人のほうが田舎人よりもはるかに健康的な生活を送っているのです。
ストレスの度合いは都会の方がはるかに大きいと思うので、その意味では田舎人の方が健康的ですが。

立つ、歩くという人間の基本的な動き(運動と呼べるかどうかは分かりませんが)は、確かに日本の、しかも都会の人は理想的かも知れませんね。
長い行列に並ぶのも慣れていますので。

私を含めた田舎の人たち、もっともっと歩かないといけませんね。