元AKB光宗薫さんが摂食障害?摂食障害の原因と症状とは?

健康の話題

元AKBの光宗薫さんが、9月21日に更新したTwitterで、10月から芸能活動を休止することを直筆のメッセージで公表しました。

光宗さんは、「10代の頃から摂食障害、強迫的な症状に悩んでおり、一時的に拘束してもらわなければ生活が儘ならない状態を繰り返しています」と告白しました。

光宗さんの写真画像を見ると、確かにほっそりしています。身長は168cmと長身ですが、体重は公表されていません。

彼女は私もよく知っていて(AKBファンじゃないですが)、プレバトの水彩画コーナーで、見事な腕前を披露して特待生になっていましたよね。

突然の芸能活動中止宣言なので、びっくりしましたが、その原因の一つが摂食障害ということで、かなり悩んでいたようです。

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摂食障害の原因と症状は?

光宗さんを悩ませた摂食障害は、実は国の難病に指定されているほど厄介な病気です。
(難治性疾患克服研究事業の対象である130疾患の1つに指定されています)

肉体的には何ら問題はないのに、精神的なストレスなどから引き起こされます。
肉体的なことが原因になる「嚥下障害(えんげしょうがい)」と区別するため、最近は「中枢性摂食異常症」という難しい呼び名で呼ばれています。

症状としては、主に拒食症と過食症の2つがあり、摂食障害とはこの2つの症状の総称を言います。
光宗さんは摂食障害としか公表していないんですが、写真を見る限りは拒食症なのではないかと思います。

そのほか、一定時間口の中でモゴモゴと咀嚼しているのに、それを飲み込まずに吐き捨てるという「チューイング」という行為もあるようですね。

原因は先ほども書いたように、精神的なストレスです。
精神分析医のヒルデ・ブルックは

「これは食欲の病気ではありません。人からどう見られるのかということに関連する自尊心の病理です」

と言っています。
このことから、過度のストレスやトラウマが、摂食障害を引き起こしているのだと思います。

摂食障害の治療方法は主に2つある

摂食障害の治療法ですが、すぐに治るような特効薬はありません。
特に拒食症(神経性食欲不振症)では、やせに伴う合併症(栄養失調や低血糖発作など)による死亡率が高いので、栄養療法が優先されます。

精神疾患なんですが、まずは体に栄養を十分に入れることが優先されるわけですね。
その上で、精神療法が行われます。
精神療法には、行動療法、認知行動療法、対人関係療法、家族療法、芸術療法、集団精神療法などの専門的な治療があります。

まとめ

このように、光宗薫さんの摂食障害は一筋縄では解決できない、難しい病気です。
多分、治療と回復には長い期間かかることだと思います。

芸能界は華やかな反面、ストレスも尋常じゃない世界だと思いますので、ひとときその芸能界を離れるということは、精神的にも余裕を持った生活ができるんじゃないかと思います。

あとは家族をはじめとした周りの方々のサポートも大事でしょう。
軽々しく「1日も早い復帰を」とは言えませんが、せめて摂食障害の症状が少しでも和らぐことをお祈りいたします。