愛情ホルモン「オキシトシン」に肥満抑制効果が!?

オキシトシンで脂肪抑制内臓脂肪の基礎知識

俗に愛情ホルモンと呼ばれているのが、オキシトシンです。
オキシトシンが体内で増えると、ストレスが緩和され、幸せな気分になるといいます。

実はそのオキシトシンに、脂肪抑制効果があることが分かりました。

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オキシトシンが脂肪を減らしてくれる!

研究したのは福島医大の研究グループです。
その研究結果を引用すると、

●体の中に存在するオキシトシンは射乳や分娩を引き起こすホルモンとして知られていましたが、近年になって様々な効果が発見され自閉症などの病気に有効である可能性も指摘されています。その中で抗肥満効果があるという報告が相次いでいます。

● しかし、人に対する臨床検討ではオキシトシン投与の抗肥満効果について一致した見解が得られていません。

● 今回、マウスを用いて性別、脂肪分布、体重など様々な要因からオキシトシンの抗肥満効果の有効性を検討し、オキシトシンが有効となる条件(体脂肪率や体重など)を明らかにいたしました。これにより、将来の抗肥満薬としての臨床応用の基盤となることが期待されます。

引用:https://www.fmu.ac.jp/univ/kenkyu/kenkyuseika/seika/1705.html

ということで、マウスを使った研究では高脂肪食を与えられて太ったマウスに対して、オキシトシンが脂肪抑制の効果があったとのことです。

また、オキシトシンは皮下脂肪だけではなく、内臓脂肪を減らすのにも有効だと確認されました。

参考 脂肪を落とす薬「防風通聖散」は、本当に効くの?

もしかして夢のホルモン?

オキシトシンは元々、母乳や出産の促進を促すホルモンとして知られていました。
その他にもストレスを緩和させたり、疲れをとる作用もあります。
その上、脂肪抑制効果があるとなると、まさに夢のホルモンなんじゃないでしょうか?

オキシトシンの効果をまとめると、以下の通りになります。

  • 脳の疲れを癒してくれる。
  • 気分を安定させてくれる。
  • 人に対する信頼感が増す。
  • 心地よい幸福感を感じる。
  • 血圧を下げることができる。
  • 痛みに対する耐性が上がる。
  • 学習効率を高めてくれる。

などがあります。
これらが全てオキシトシンで実現できるなら、その名の通り「愛情ホルモン」「幸せホルモン」と言えるでしょう。

オキシトシンを増やす方法。食べ物でオキシトシンは増えるの?

さて、夢のようなホルモンであるオキシトシンですが、どうしたらオキシトシンが増えるんでしょうか?
オキシトシンを増やす食べ物はあるんでしょうか?

調べたところ、何を食べるかよりも、どんなシチュエーションで食べるのかが重要だということが分かりました。

つまり、一人で寂しく食事をするのではなく、家族や友人たちと一緒にワイワイと食事をすると、オキシトシンがより分泌されるということです。

食事だけじゃなく、スキンシップがオキシトシンを増やすのに役立ちます。
例えばハグをする、手を繋ぐ、セックス、マッサージなどのスキンシップですね。
夫婦間だけじゃなく、親子間や友人同士でもスキンシップはできると思います。

また、スキンシップがなくても家族団らんや友人との無駄話、居酒屋での交流などのコミュニケーションからも、オキシトシンが分泌されます。

まとめ

オキシトシンを増やすためには自分が楽しめることを自然にするというのが、大切になるんじゃないでしょうか。

自分が「楽しな〜」「気持ちいいな〜」という気分になるとオキシトシンが分泌されて、幸せな気分になるということですね。

オキシトシンが分泌されるから幸せを感じるんじゃなくて、自分が幸せを感じることでオキシトシンが分泌されて、善循環になるということでしょうか。

今回、そんなオキシトシンが脂肪抑制効果があることが実証されました。
メタボに悩んでいる人は、オキシトシンを増やすように生活することで太りにくい体質になるかもしれませんね。