僕の子供(長女)は、小さい頃から軽度のアトピー性皮膚炎で、特に冬になるとかゆみが酷くて可愛そうでした。
高校生になった今でも、かゆみがあるようで、夜中に知らず知らず掻いてしまって、肌が荒れて困っています。
また、乾燥肌でもあるんです。
肌がカサカサになって、その上かゆいもんだから、ひどい場合は掻いたところから出血してしまうし、女の子なので、見ていて可哀想になるくらいです。
特にひどいのが腕です。
この部分↓が、カサカサになって荒れています。
症状がひどくなると、皮膚科で診てもらっていますが、普段はステロイド軟膏などを塗ってしのいでいる状況でした。
アトピーに悩んでいる人は多いと思います。
最近は、母親がネットで見つけた保湿美容液を使い始めていて、これが結構効果があるようで、痒みがかなりましになっているようです。
美容液は私は全然詳しくないんですが、日本アトピー協会が推薦している保湿美容液だということです。↓
やはり、乾燥肌を改善するのが、痒みを抑えるのに効果的なんだと思います。
でも、アトピー性皮膚炎の根本的な解決にはなっていないんですよね。
そんな時、ふとニュースを見るとアトピー性皮膚炎でかゆみをひき起す物質の一つである「インターロイキン31」というもの作り出すタンパク質が発見されたというのがありました。
以下が、そのニュースの内容です。
アトピー性皮膚炎でかゆみを引き起こす物質の一つ「インターロイキン31(IL―31)」の生成に重要な役割を果たすたんぱく質を発見したと、九州大生体防御医学研究所の福井宣規主幹教授らが10日までに発表した。論文は英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに掲載された。
このたんぱく質「EPAS1」の働きを抑える物質を見つければ、新たな治療薬になるという。
かゆみの原因物質はヒスタミンがよく知られ、アトピー性皮膚炎のほか、じんましんや花粉症などの治療に抗ヒスタミン剤が使われる。しかし、アトピー性皮膚炎の場合はIL―31などの原因物質もあるため、別の治療薬が望まれる。
出典:Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170110-00000011-jij-sctch
なんだか難しいですが、要するにアトピー性皮膚炎の痒みの原因が「EPAS1」というタンパク質だということが分かったということです。
そうなると、そのタンパク質の働きを抑えるようにしてあげれば良いというわけ。
これから研究や治験が行われ、新薬として認可されるのは、まだまだ数年先だと思います。
でも、僕の子供のように、いや、もっとひどいアトピー性皮膚炎に悩まされている人には、すごい朗報だと思います。
1日でも早く、治療薬が開発されるといいな〜と思います。