会議の前やプレゼンの時など、緊張する場面になった時に、急にお腹が痛くなって下痢になってしまった、という経験はないですか?
プレッシャーがかかったり、緊張すると下痢になる人というのは、「真面目で心配性な人」が多いようです。
もちろん、病的な原因で下痢になる人もいますが、一般的にストレスを感じやすい人ほど、腹痛を起こしたり下痢になりやすいと言えます。
ストレスなどの精神的な原因で下痢になったり、逆に便秘になる。
こんな症状は「過敏性腸症候群」と言われています。
ストレスと下痢の密接な関係
腸の働きを司っているのが、自律神経です。この自律神経はストレスによって乱れやすいという特徴があります。
単に体の調子が悪いという原因ではなく、感情の動きが腸に影響を与えるのです。
これは、真面目で何事にも一生懸命に取り組んで考える人ほど要注意です。
同じような経験をしても、それを深刻に受け止める人と、大したことないという人とそれぞれですよね。
私の会社でも、ちょっとしたミスをしただけで深刻に落ち込んでしまう人がいます。
逆にミスを何回繰り返しても、あっけらかんとして「本当に反省しているのか?」と思ってしまう人もいます。
このように、同じことがあっても受け取り方は人ぞれぞれです。
それをストレスと受け取る人は、腸に悪影響を与え、下痢の原因を作ってしまうことがあるのです。
嬉しいことがあっても、下痢になることがある!?
ストレスというと、嫌なこととか緊張することなどのプレッシャーを受ける場面で感じると思いますよね。
でも実は、嬉しいことが起こっても腸の動きが乱れることがあります。
恋愛、結婚、昇進、栄転など、嬉しい出来事があった時は、普段の自分とは違う状態になっているわけです。
その時は、嬉しいと感じていても実は普段と違う自分に緊張感を感じているわけですね。
そのせいで自律神経が乱れ、腸の働きがおかしくなる場合があるのです。
腸というのは、非常にデリケートなんですね。
ストレスによる下痢の直し方
ストレスによって下痢になる場合の治し方ですが、当たり前のことですが「ストレス対策」をすべきです。
でも、ストレスを感じやすい(真面目、緊張するなど)性格は、なかなか変えることはできません。
性格を簡単に変えられるなら、誰も悩まないですよね。
でも、「暮らし方」や「考え方」は変えることができます。
ストレスに強くなるための暮らし方のコツ
心と体は切り離せないものです。ストレスに強くなるには、体の面から暮らし方を変えるように心がけましょう。
疲労が溜まっていたり、不規則な生活をしていると自律神経の働きが乱れて、ストレスの影響を受けやすくなります。
そこで、ストレスに耐えうるだけの体力を、普段からつけておくことが大切になります。
例えば、
- 夜更かし、朝寝坊はしない。規則正しい生活を心がける。
- 眠りの質が悪いと、ストレス耐性が低くなる。ぐっすりと熟睡できる環境にする。
- ぬるめのお湯にゆっくりと浸かり、ストレス解消を。
- 自分が「気持ち良い」と思える程度の運動を続ける。
- 趣味など、自分の好きなことに没頭する時間を作る。
などがあります。
上記のことは非常に簡単でシンプルですが、習慣化している人は少ないんじゃないでしょうか?
できていないと感じたら、まずは自分にできることからチャレンジしましょう。
ストレスに強くなるための考え方のコツ
次に大切なのは「考え方」です。
会社や学校での心配事や嫌なことを、家に帰っても持ち込んでないですか?
自分に降りかかった嫌なこと言うのは、自分ではどうにもならないことが多いものです。
つまり、自分でコントロールできないと言うことです。
自分でコントロールできないことを、くよくよ悩んでも解決するわけないですよね。
だから自分ではどうにもならないことは、「あるがまま」受け止めるようにしましょう。
「まあ、そんなもんだよ」と軽く受け流せるような考え方になれば、ストレスもうまくかわせます。
私は「まあ、死ぬわけじゃないしな」と考えるようにしています。
まとめ
ここまでをまとめると、
- ストレスで下痢になる人の共通点は「真面目で心配性」。
- ストレスを感じると、自律神経の働きが乱れ、腸に悪影響を与える。
- 感情の動きと、腸の動きは密接に関係している。
- ストレスによる下痢を治すには「暮らし方」と「考え方」を変えるようにしましょう。
と言うことになります。
精神的なアプローチだけじゃなく、体質をゆっくり変えていくと言うアプローチもあります。
例えばサプリメントで体質をゆっくり改善する方法ですね。
黒梅日和というサプリは、下痢に悩む人の87%が効果を実感しています。
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こうしたサプリを飲むことで、体の内側から下痢になりにくい体質になるという効果の他に、「これを飲んでいるから大丈夫」と心に余裕と安心感を感じることで、ストレスに強くなるという効果もあります。