今日の『たけしの家庭の医学』で内臓脂肪に関する話題が出ていたので紹介します。
内臓脂肪って、歳をとるごとに蓄積されていきますし、減らすのはなかなか大変ですよね。
内臓脂肪を減らすためには、「食事制限」と「運動」が大前提です。
でも食事を抑えて運動を毎日するって、かなり大変なのでほとんどの人は続きません。
ある食材を食べるだけで、内臓脂肪が努力なしで減らすことができる!
食事制限や運動といった努力をしないで、内臓脂肪を減らす方法はないものか?
実はある食材を食べることで、内臓脂肪を劇的に減らすことができるんです。
番組内では、運動をしなくてもこれを食べるだけで運動したのと同じくらいの効果があるということが紹介されていました。
実際、この食材を日常食べている人の内臓脂肪を測定したところ、基準値よりもはるかに下回る好結果が出ていました。しかもこの人、運動を全くしていないというんです。
食べるだけで内臓脂肪を減らすことができたら、こんなに嬉しいことはないですよね。
さて、その気になる食材ですが、
「海藻」
なんです。
しかも数ある海藻の中で「アカモク」が内臓脂肪を減らすのに効果があるとのこと。
アカモクが内臓脂肪を減らしてくれる秘密とは?
アカモクとは海藻の一つの種類で、日本全土の海岸部(浅海)に分布しています。
3月〜5月ごろが旬の収穫時期で、秋田県では「ギバサ」と呼ばれて日常的な食材として親しまれています。
画像引用:http://www.pref.mie.lg.jp/suigi/hp/78808017329.htm
ではなぜ数ある海藻の中で、アカモクだけが内臓脂肪を減らすのに効果があるんでしょうか?
それは、アカモクの中に含まれる「フコキサンチン」という成分が、内臓脂肪を減らす働きがあることが分かってきたからです。
それまでは、例えば三重県ではアカモクを食べるという習慣がなかったために、船のスクリューに絡みつく邪魔な海藻ということで「邪魔モク」という悪名まであったそうで。
ところが近年の健康ブームで、アカモクが内臓脂肪を減らす効果があるとわかった途端、「邪魔モク」が「お金を生む海藻」として、地元の漁師たちを潤しているんだとか。
アカモクの美味しい食べ方とは?
このように、フコキサンチンを多く含む海藻であるアカモクですが、どんな風に食べられているんでしょうか?
番組内では、岩手県の山田町と、秋田県の海岸部が紹介されていました。
東北では特にアカモクの生産加工が盛んで、しかも日常的に食べられているとのことです。
アカモクの収穫時期は3月〜5月なんですが、それ以外の時期は収穫できません。
だから冷凍保存しておきます。
その冷凍したアカモクをボイルして細かく刻むと、独特な粘りとトロミが出ます。
こんな感じですね。↓
見た感じ、とろろのようでもあります。
この「粘り」と「歯ごたえ」がアカモクの特徴で、ご飯にかけたり、うどんにかけたり、冷奴にかけたりして食べます。
とろろ昆布や、オクラ、モロヘイヤに似たイメージでしょうか。
ご飯にかけるときは、アカモクにめんつゆを混ぜるとさらに美味しいそうですよ。
まとめ
ということで、内臓脂肪を減らす効果のあるアカモクの紹介でした。
フコキサンチンだけじゃなく、ポリフェノールやフコイダン、各種ミネラル、食物繊維を豊富に含んでいるので、内臓脂肪を減らすだけじゃなく、いろんな健康効果が期待できますね。
何より運動嫌いな人には嬉しい食材なんじゃないでしょうか。