ドコモ・ヘルスケアが実施した乳がんに関するアンケートによると、乳がんを意識するタイミングとして、芸能人が乳がんになったのを知った時が、一番多かったそうです。
芸能人が乳がんになった時は、大きくニュースで取り上げられますし、それがきっかけで乳がん検診を受ける人も多いですね。
メットライフ生命が、夫婦間の健康に関する意識調査を実施したところ、夫から見て最も心配な妻の病気は「乳がん」。
妻本人も乳がんが一番心配だとの調査結果が出ています。
私も、嫁さんに乳がん検診に行くように勧めていますが、それも芸能人の乳がんのニュースがきっかけですし、やっぱり一番心配する病気が乳がんです。
乳がんは早期発見できれば、十分に治療可能な病気なので、定期的に乳がん検診を受けた方が良いです。
男でも乳がんになる場合があるのですが、やはりほとんどが女性ですよね。
男の私には、乳がん検診に関する知識がなかったので、調べてみました。
乳がん検診には、4つの方法がある。
乳がん検診には、次の4つの方法があります。
1.視触診
見た目で、乳房のひきつれやくぼみがないかを見て、手でしこりがないかをチェックする方法です。
リンパの腫れや、乳頭からの血性の分泌物がないかどうかを診察します。
2.マンモグラフィ検査
これはテレビでも見たことがあるので、一般的に乳がん検査といえばマンモグラフィ検査をイメージするんじゃないでしょうか。
要は、乳房専用のX線検査です。
乳房を2枚の板で挟んで、X線を照射することで乳がんを発見するという方法です。
テレビで見たことあるのですが、これすごく痛そうですよね。
私の嫁さんも、痛そうなイメージがあって怖いらしく、二の足を踏んでいます。
でも、乳がんを早期発見できる方法なので、痛いとか言ってられないと思いますが・・・
3.超音波検査
超音波によって、乳房内部の様子を白黒画像で映し出す方法です。
これは、20代の女性によくやる方法で、若い女性は乳腺が発達しているので、マンモグラフィでは乳房全体が白っぽく映されてしまい、乳がんの発見がしずらいのです。
40代になると、マンモグラフィ検査が主流のようです。
4.CT・MRI検査
丸い入り口の大きな検査機械がありますよね。あれです。
画像で人体を輪切りに撮影して、乳がんの有無を検査したり、乳がんの正確な位置を把握するのに使われます。
40代の乳がん検診にかかる費用はいくら?
さて、40代の乳がん検診にかかる費用はいくらなんでしょうか?
40歳以上の場合、自治体が2年に一度やっている乳がん検診があります。
地域によって、自治体が全額負担(つまり無料)してくれるところもありますし、1,000円〜1,500円程度で受けられるところもあります。
自治体が行う乳がん検診は、自治体が指定した医療機関で検診をうけることになりますので、お住いの自治体に問い合わせるか、Webサイトを見るようにして下さい。
例えば、東京都大田区では乳がん検診無料クーポンを配布していますし、葛飾区でも無料です。
品川区などは自己負担1,000円ですね。
いずれにしても、自治体がやっている乳がん検診を受けると、無料〜1,000円程度で受けられるので、おすすめです。
自治体の補助を受けない場合は、乳がん検診は高額になる
自治体の補助を受けずに、自分で病院を訪れて乳がん検査を行う場合は、全額自己負担になるので高額です。
目安として、マンモグラフィー5,000円前後、超音波(エコー)検査3,500円前後となります。
医療機関によっては、視触診や自己検診指導などのケアを含めて、トータルで15,000~20,000円かかる場合もあります。
これって、自治体で検診を受けるのにくらべて、すごく高くつきますよね。
だから、やっぱりおすすめは、自治体が補助をしてくれる検診をうけることですね。
まとめ
40代の乳がん検診は、ほとんどの自治体で無料か、1,000円程度の自己負担でうけることができます。
大切な家族の健康を守りたい方、ぜひ奥さんに乳がん検診を受けるように勧めて下さいね。