【睡眠とダイエット】正しい睡眠で、自然に痩せられる。

睡眠イメージ睡眠

寝るだけでダイエットできる。

こんな事を聞くと「嘘だろ〜」と思われるかもしれませんが、実は科学的にも立証されているんです。

私たちの体は、正しい睡眠で毎日300キロカロリーを消費しています。
これは、ジョギングを約30分、縄跳びを約30分行うと消費されるカロリーに相当します。

ということは、無理に運動しなくても、正しい睡眠さえ確保していれば自然に痩せていくということになります。こんな夢のような話があるでしょうか?

ポイントは「正しい睡眠」というところです。
どんな睡眠が「正しい」のでしょうか?

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1.睡眠のコアタイムにしっかりと熟睡する

午前0時から6時の時間帯は、「睡眠のコアタイム」と呼ばれています。
この時間帯にしっかりと眠ることが大切です。この時間帯に眠ると、成長ホルモンと肥満予防ホルモンの分泌を促します。
コアタイムを中心に、1日7時間はしっかりと眠ることが、睡眠ダイエットの基礎です。

2.寝る直前の食事や夜食はNG

夜遅くに食事をして、2時間以内に寝るという生活、していませんか?
忙しいサラリーマンだと、夜の10時頃に帰宅してドカ食いし、シャワーを浴びてすぐ寝る、という生活サイクルの人も、多いんじゃないでしょうか?

食事をしてすぐに寝ると、血液中に余分なブドウ糖が脂肪に変わって蓄積され、肥満につながってしまいます。
また、脂肪を蓄積するホルモンが増えてしまいますので、余計に肥満体質になるというわけです。

でも、実際問題として、仕事が忙しかったりして思い通りの生活サイクルが出来ない人って多いですよね。そうした人は、夕食はできるだけ控えめにして、低カロリーの食事を取り、朝にしっかり食べるというサイクルに変える方が、太りにくい体質になっていきます。

3.早起きをする

良い睡眠とは、ダラダラと長く眠るということではありません。
睡眠のコアタイムさえ守り、1日7時間眠れば十分です。
理想は、10時〜11時頃に就寝することです。

例えば、11時に就寝すると、朝6時に起床するというサイクルになります。
起床したら、朝日を浴びておもいっきり背伸び。軽く体を動かして、しっかり朝食を取る。
こうした健康的なサイクルに慣れてくると、夜更かしをしなくなります。

だいたい、夜食を食べるというのは夜更かしをした時ですよね。
お菓子をバリバリ食べながら、ゲームをしたりテレビを見たり。
こうした遅い時間帯に体を動かさずに夜食やおやつを食べると、難しい理論や栄養学を知らなくても、「太る」というのは、誰でも分かると思います。

早く寝て、早く起きるということは、夜食やおやつを夜遅く食べるという隙を自分に与えないということです。
ストイックな話ではありません。単純に早く眠れば良いだけですから。