悪玉コレステロールと動脈硬化の関係

動脈硬化イメージコレステロール

動脈硬化は、悪玉コレステロールが増えることが原因の一つと言われています。
悪玉コレステロールが増えると、血管内に余分なコレステロールが貯まってしまい、動脈硬化につながると言われていますが、実はこれには「活性酸素」が大きく関わっています。

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活性酸素と悪玉コレステロールが結びつくと、どうなるか

活性酸素によって、悪玉コレステロールが酸化されると、体内で異物とみなされます。
その異物を取り除き、脂肪を守ろうとする働きをするのが、「マクロファージ」と呼ばれるものです。

このマクロファージは、悪玉コレステロールをどんどん食べていく働きがあるのですが、大量に食べ過ぎると、「泡沫細胞」という物質に変わり、血管内にどんどんへばりついてしまいます。
そうなると、血管内の壁が硬く、狭くなり、動脈硬化につながるのです。

ということは、そもそも動脈硬化の原因は「活性酸素」と「悪玉コレステロール」ということになります。
悪玉コレステロールは、人間に体に無くてはならない物質なのですが、(善玉コレステロールと悪玉コレステロール)これが活性酸素と結びつくことで、厄介なことになってしまうのです。

活性酸素が増える原因

活性酸素が増える原因は、以下のようなものがあります。

  • 紫外線
  • 喫煙
  • ストレス
  • 食品添加物
  • ハードで急激な運動

特に気になるのが「ストレス」です。
不景気による経済的なストレス、仕事のプレッシャーでのストレス、人間関係でのストレス・・・
現代社会は、まさにストレスだらけです。

正しい生活習慣が、動脈硬化を防いでくれる

ストレスのない生活をするのは、現実的ではありませんので、できるだけストレスと前向きに付き合いう心構えが大事かな、と。
「病は気から」とは、よく言ったもので、しかめっ面して生きるよりも、笑いながら生きるほうが、活性酸素は抑えられるでしょう。

また、そもそも悪玉コレステロールと活性酸素が結びつくと、動脈硬化の一因になってしまいますので、悪玉コレステロールを抑えるための努力も必要です。
規則正しい生活、食べ過ぎない食生活、適度な運動(有酸素運動)。
これらを習慣化することが、動脈硬化を防ぐ秘訣だと言えます。