ベジブロスとは?向いている野菜と向かない野菜について

ベジブロス食事・飲み物・薬

最近、ベジブロスというのがジワジワと注目されています。
今朝の『あさチャン』でも取り上げられていましたので、ベジブロスの何が体に良いのかを紹介します。

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ベジブロスとは?

ベジブロスとは、普段は捨ててしまう野菜のヘタ、皮、種、根などの野菜くずで作る「野菜だし」です。
野菜のベジタブルと、だしを意味するブロスを組み合わせた造語です。

これが栄養満点で美味しいということ。
ベジブロスが何故、体に良いのか?その秘密は「ファイトケミカル」にあります。

体の調子を整えてくれる、ファイトケミカルの効果とは?

ベジブロスには、ファイトケミカルという栄養素が豊富に含まれているとされます。
ファイトケミカルとは、6大栄養素に続く、7番目の栄養素とも言われています。
ちなみに5大栄養素とは、炭水化物、たんぱく質、脂質の三大栄養素にビタミン、ミネラルを加えた栄養素のこと。
また、それに食物繊維を加えて6大栄養素とされています。

ファイトケミカルは、7番目の栄養素として注目されていて、抗酸化作用があり、免疫力を高めてくれる効果があります。
実際、「あさチャン」でベジブロスを毎日飲んでいるというご家族が紹介されていましたが、「元気になった」「健康にな った」と実感されていました。

熊本・山鹿市にある山鹿保育園でも、ベジブロスが給食に出されているとのこと。
普段は捨ててしまう野菜くずに、そんなパワーがあったとは驚きですし、免疫力を高めてくれるので風邪などのウイルスに も強い体になりそうです。

ベジブロスの作り方

bejiburosu

作り方は至って簡単!

たまねぎのヘタや皮、ねぎの青い部分、大根の皮、ニンジンのヘタや皮、トマトのヘタなど、お好みの野菜を弱火で30分く
らいコトコト煮こむだけです。

強火で煮込んでしまうと
えぐみが強くなってしまうので、弱火で煮ることがポイント。
また、煮こむ前にしっかりと野菜くずを洗うようにしましょう。
残留農薬が心配な人は、特にしっかりと洗った方がいいかも。

火にかける前に、小さじ1杯のお酒を入れると、臭みを消して、野菜のうま味を引き出してくれます。

十分に煮たら日を止め、ザルで濾したら完成です。

ベジブロスに向いていない野菜と向いている野菜

ベジブロスは、基本的にはどんな野菜くずからでも作れるのですが、ブロッコリー、カリフラワー、キャベツの芯は長時間
煮込むと臭みが出てしまうので、向いていない野菜です。

たまねぎの皮やニンジンの皮などは、いい香りもするので特に向いていると思います。
化学調味料も必要ないし、甘味料もいりません。
まさに野菜くずだけで作る、健康だしです。

抗酸化作用もあるので、老化防止にいいかも。