中年太りで一番気になるのが、お腹まわりです。
一番脂肪が付きやすいのがお腹で、一番脂肪を取りにくいのがお腹です。
特に、内蔵脂肪は男性にとっては、なかなか減らすことができない大敵です。
「腹筋運動」をするだけでは、脂肪は取れません
お腹の脂肪を取るのに、誰もが思いつくのが「腹筋運動」です。
でも、毎日何回も一生懸命に腹筋運動をしても、「効果が出た!」と思うことって、少ないんじゃないでしょうか。
実は、腹筋運動は腹筋を鍛えることに効果がありますが、これだけでは中年太りを直接解消するわけではありません。
手っ取り早く中年太りを解消したいのなら、ジョギングやウォーキングを毎日20分くらいするのが、効果的です。
つまり、有酸素運動です。有酸素運動は、体内に酸素を効率的に取り入れることで、脂肪を燃焼しやすくします。
なので、まずは有酸素運動をおすすめします。
でも、中年太り解消のためには、腹筋運動は必須です
では、腹筋運動はなんの効果もないの?
いえいえ、中年太り解消のためには、腹筋運動も重要です。
ただ、優先順位からいうと、ジョギングやウォーキングを先にやって、脂肪を燃焼するのが先決なだけです。
ただ、中年になってくると有酸素運動だけでも脂肪が落ちにくい体質になっています。
これは基礎代謝が落ちているせいです。
そこで、基礎代謝を上げて脂肪を落としてくれるサプリメントを併用するのも、効果を上げるのに役立ちますよ。
例えば、防風通聖散
その上で、腹筋運動を正しく行えば、お腹まわりをスッキリさせることができるのです。
人間は、年をとるとともに筋肉が弱ってきます。
特に腹筋は弱りやすい筋肉です。
腹筋が弱ってくると、内蔵を支えることが出来ずに、内臓が下腹に落ちてきます。
これが「下腹ぽっこり」の原因です。
腹筋運動をして、筋肉を付けることで、内臓を支えることが出来ます。
また、筋肉量が増えることで、基礎代謝が上がり、脂肪を燃焼しやすい体になります。
姿勢も良くなります。
腹筋運動は、中年太りを解消するのに、十分効果的なのです。
ただ、繰り返しますが腹筋運動をするだけでは、お腹まわりの脂肪は落ちません。
有酸素運動と併用することが、何より重要なのです。
正しい腹筋運動の方法
さて、「正しい腹筋運動」の方法ですが、以下のことに気をつけてくだい。
膝は必ず曲げる。
- 体を大きく起こす必要はありません。
- 自分のへそを見るイメージで、背中を起こします。腰まで起こす必要はありません。
- 体を戻す時には、完全に床に背中を付けずに、肩甲骨が軽く床に触れたところで、我慢します。
つまり、「常に腹筋に力が入っている状態」にしてください。
背中を起こす時に、ゆっくりを息を吐くことがコツです。
これを、ゆっくりと10回行います(1セット)
1日3〜5セットを行います。
腹筋運動は、腰や背中を痛めやすい運動です。
絶対に、膝を伸ばしたり、ギッコンバッタンしたりしないでください。
腹筋は、体の筋肉の中でも、可動域が狭い筋肉です。
なので、大きく動かす必要がありません。
体を大きく起こす腹筋運動は、必ず腹筋以外のところに力が入っていますので、効果的に腹筋に効かすことが出来ないのです。
参考 集中的に腹筋を鍛えるパッド、【AbsFit(アブスフィット)】
正しい腹筋運動を、正しいフォームでした場合、何十回も何百回も出来ません。
10回を3セット行うだけでも、相当きつく感じるはずです。
要は、回数ではなく、いかに腹筋に「効かす」か、ということが大切なので、数を追いかける腹筋はしないでください。
この動画が、すごく参考になります↓
ぽっこりお腹を引き締める山田流腹筋運動
まとめ
中年太り解消のためには、有酸素運動と腹筋運動の組み合わせが効果的。
正しいフォームで、正しい腹筋運動をすることで、効果的に腹筋を鍛えられる。
腹筋を鍛えることで、基礎代謝を上げ、脂肪を燃焼しやすい体に変えられる。