【痛風の症状】足に出る症状について

痛風の症状痛風

「リウマチの痛みは万力で締め上げられるようだが、痛風の痛みはさらにひねりを加えられたほど」
と言われる痛風の痛み。
まさに風が吹くだけで痛いという、その名の通りですね。

痛風は痛みが出始めると、急速に痛みが拡大し、24時間以内に関節が赤くなって、腫れも伴って痛みがピークになります。

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足に出るこんな症状が、痛風の症状だ

痛風といえば、足の激烈な痛みを想像する人も多いようですが、実は全身に痛みが出るものでもあります。
ただ、その中でも足指、足首、膝など、下半身の関節に発症しやすいという特徴があります。
要するに、「足」の関節を中心とした痛みですね。

足の関節として、

  • 母趾(足の親指の付け根)
  • 足の甲
  • くるぶしの関節
  • ひざ関節

が多いです。
全身の関節としては、指関節、手関節、肘関節、肩関節があります。

痛風の特徴として、関節が炎症を起こして腫れたり、赤くなったり、熱を持つという症状があります。
また、一つの関節(例えば、足の親指の付け根)に起こり、何日かすると自然に治ってしまうという特徴もあります。

でも、自然に治るからといって放置しておくと、やがて複数の関節に痛みが出て、その痛みが何ヶ月にもわたって続くなど、重症化するケースもありますので、痛風になったらまずは医者に診てもらうのが大事です。

痛風の原因は?

痛風の原因というと、ビールなどに含まれるプリン体を思い浮かべる人も多いんじゃないでしょうか。
痛風による関節炎は、関節内の尿酸濃度が高くなって誘発されることが多く、アルコールの飲みすぎ、高プリン体や高タンパク食品の食べ過ぎでなります。
他にも、強い精神的ストレスや、長時間歩いたり、捻挫などが痛風発作の引き金になることもあります。

魚卵

魚卵系は避けた方が良い

尿酸値を上げるような食品はできるだけ避けた方が良いでしょう。
私の友人は、カラスミ(ボラの卵巣を塩漬けにしたもの)が大好きで、いつも酒のつまみに食べていたのですが、それがたたって痛風になって苦しんでいます。

痛風が足に多い理由は?

足の痛風

先に述べたように、痛風は全身の関節がに激痛が走る病気ですが、それでも足の関節が痛むことが多いです。
その理由は、実ははっきりしていません。
でも、一つには常に体の体重が足の関節にかかっていて、小さな損傷を受けやすく、それがきっかけで痛風になるという説があります。

また、足先は体の中心から離れているので冷えやすく、尿酸の結晶ができやすいなどの理由もあるようです。

痛風と紛らわしい病気とは?

痛風は、激しい痛みを伴いながら、赤く腫れたり熱を持ちます。
でも、症状によって痛風と紛らわしい病気もあります。
以下に、痛風と紛らわしい病気を紹介します。

関節リウマチ

関節リウマチの痛みは、痛風のように数日で治るということはなく、ダラダラと長期間続きます。
関節リウマチは骨と骨の間隔が狭まり、骨の周囲にトゲのような突起ができたりします。

偽痛風

1箇所の関節が急に赤く腫れ上がるなど、痛風によく似た症状なので、偽痛風という名前がつきました。女性にも多いのが特徴で、レントゲン写真を撮ると、関節内に石灰沈着が見られます。

変形性関節症

老化により、関節の軟骨の一部がすり減って、骨が変形する病気です。痛みはあるのですが、痛風のように赤く腫れ上がることがありません。

外反母趾

足の親指が根元から小指側に曲がってしまう病気です。女性に多く、靴を履いている時に靴と接触する部分が赤く腫れ上がります。

このように、紛らわしい病気があります。

痛風の特徴は、

「尿酸値が高い状態が続いている人(特に男性)で、足の1つの関節を中心に腫れを伴った激烈な痛みが急にやってくる」

という病気なので、そのような場合は痛風だと自己診断できますし、早く医者に行って診てもらうことが大切です。

また、普段からの予防が何より大切でしょう。
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