なぜ柿は二日酔いを予防してくれるのか?

柿イメージ食事・飲み物・薬
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忘年会の前に、柿を食べる!

忘年会シーズンがやってきました。
普段は内臓脂肪やコレステロールなどに気を使っていても、この時期はどうしても食べ過ぎ、飲み過ぎになってしまいがちなシーズンです。

飲み過ぎは体に良くないのはもちろんですが、翌日に来る頭ガンガン、吐き気で大変な目に会った人も多いはず。
二日酔いには、様々なサプリや健康飲料がありますが、私の経験上で言うと、一番効果があるのは「柿」です。

飲む前に柿を食べる。飲んでから柿を食べる。
どちらでも、悪酔いすること無く、二日酔いにもなりにくかったです。

柿が二日酔いに効くワケ

さて、どうして柿は二日酔いの予防になるのでしょうか?

柿には『ビタミンC』、『ビタミンA(βカロチン)』、『ポリフェノール(タンニン)』が豊富という3つの特徴があります。

そのうち、ポリフェノール(タンニン)が二日酔いの予防になるのです。
タンニンは、柿の渋みを作っているものですが、解毒作用があり、アルコールを肝臓で分解するときに出来る、アセトアルデヒドという有害物質を無害にする働きがあります。

二日酔いの原因は、実はこのアセトアルデヒドにあります。これを解毒することで二日酔いの予防になるということです。

我が家にも、秋になるとたくさんの柿を頂きます。(田舎暮らしなので、ご近所の農家さんが持ってきてくれるのです。ありがたいことですね)

柿が赤くなれば、医者が青くなる

柿には他にも、ビタミンCが豊富に含まれていて、1日に必要なビタミンCが、なんと柿ひとつで補えるということです。
ビタミンCは、体の免疫力を高めて、細胞の老化を防いでくれ、風邪の予防にもなります。

さらに、ビタミンAも豊富に含まれています。
柿のビタミンAは、なんとオレンジの約3.5倍も含まれているそうで、体に抵抗力をつける役割をしますので、風邪の予防になります。

飲み過ぎてしまったり、風邪をひきやすい季節に、柿が季節の果物としてあるのは、神様が与えてくれた素晴らしい食品だと思うわけです。(大げさすぎますね)

『柿が赤くなれば、医者が青くなる』ということわざは、本当のことだと思います。

ただ、食べ過ぎには要注意。
柿は昇華があまり良くない上に、体を冷やす作用もありますので、胃腸の弱い方は食べ過ぎないようにしましょう。
1日1個で十分です。